マツコがついにベッキーを… 『月曜から夜ふかし』ハーフタレントをイジる企画が話題


 さらに番組では間違えやすいモノとしてハーフタレントを特集。ベッキー(30)、春香クリスティーン(23)、道端アンジェリカ(29)が並べられて一般の人々にそれぞれの名前を聞いていくという調査が行われた。

 高齢者への聞き取りでダントツの知名度を示したのはベッキー。中にはベッキーの名前がわからない者もいたが、その場合は当然のようにほかの2人の名前も答えられなかった。VTRに登場した高齢者たちは、春香と道端の写真を見ても「わからない」「区別がつかない」と言い、スタッフから名前を聞いても「春香テリーヌ?」「道端安全課?」と珍回答を繰り返したのだった。

「10年以上バラエティの第一線で活躍しているベッキーさんはさすがの認知度でしたね。2008年から毎週土曜日の朝に放送されている『にじいろジーン』(フジテレビ系)の影響が大きいのかもしません。朝の情報番組でのレギュラーは高齢者へのアピールにつながりますから。過去には春香さんも『はなまるマーケット』(TBS系)でレギュラー出演していましたが、その期間は1年あまり。十分に浸透するには少し短かったのでしょう。

 結果はともあれ、違いがわからないという指摘は若干批判めいた要素を含んでいるものです。今回の番組で知名度の低さが浮き彫りになった春香さんと道端さんは、複雑な思いを抱いたことでしょう。しかし毒っ気のある企画だからこそネット上でも話題になっている。更にマツコさんは、2011年放送のバラエティ番組で一緒になったベッキーさんに対して『相容れない関係』と発言しており、それ以降共演NGがささやかれています。そうした2人の関係は視聴者にも知られていますから、『ついにマツコがベッキーをイジり始めたか!?』と注目した人もいたかもしれませんね」(放送作家)

 番組の中でマツコがベッキーについてコメントをする姿は見られなかった。ただ、ハーフタレントの中でも抜群の知名度を誇るベッキーを「間違えやすい」として扱うのは、少々無理があるだろう。間違えやすさを調査するのであれば、ほかのタレントのほうが適任だったといえる。2人の共演NG説の真偽はわからないが、悪戯心のあるスタッフが、あえてベッキーを例に挙げたのかもしれない。いずれにせよ、メインパーソナリティーをイジる対象として捉えるスタッフとなれば、今後も刺激的な企画に挑戦してくれそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
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