AVの歴史が始まって30数年が経過したけれど、祖母と孫娘が揃ってAV女優になったという前例はなかったはず!!
今月、76歳にしてAVデビューすることを発表した美月よしのさん。76歳の新人AV女優ということでも話題なのですが、なんとデビュー作にて孫娘の美月あやな(26)さんと共演したというからさらにビックリ。
母娘や姉妹などの共演でも驚かされると言うのに、一体なぜこんなことになったのか? 驚きの事実を探るべく2人に直談判し話を聞いてみることにしました。
【よしのさんのAV出演の理由に唖然…】
──最初に確認したいのですが、お二人は正真正銘のおばあちゃんと孫娘ですよね?
美月よしの(以下、よしの):えぇ、そうですよ(笑)
──あやなさんは、小さい頃はどんな子でしたか?
よしの:可愛かったね~。どこに行くにも「ばぁば、ばぁば」ってくっついてきて。でね、なんでもやりたがる子なの。あれは2歳半の時だったよね。リンゴを食べさせようと思って置いておいたら、この子が自分で剥きはじめちゃって。
美月あやな(以下、あやな):それ覚えてる~。くるくるって剥くのがやりたかったの! 包丁の持ち方は見よう見まねで合ってたらしいんですけど、剥き始め早々にザクッと行きまして、慌てて洗面台に行って血を流したんですよね。
よしの:「だから、ばぁばが危ないよって言ったでしょ?」って言ったら─
あやな:「切ってないよ~」って私が言ったんだよね。怒られると思ったから隠してたんですよ。
よしの:あははは…そう。隠してたの。とにかく優秀な子だったよね。記憶力もよくて、一緒に散歩してる時「あの看板はなんて書いてあるの?」って良く聞かれたんですけど、一度教えたことはすぐに覚えるんです。
あやな:あの頃から私、自分のことオトナだと思ってたんだよね。だから、なんでもできて当然だって思ってたんです。
──そうですか。いえ、疑っているわけではないのですが、この世界では設定ということもありえますからね。では、いきなりですが、どうにも気になるのでいきなり聞いてしまいますね。一体、どういう経緯で2人がAV女優になったんですか?
あやな:私が先にAVに出演して、おばあちゃんが初出演したのは去年の12月なので同時にデビューしたわけではないんです。私が、AVに出演したきっかけは街で声をかけられて、マジックミラー号という企画作品に出演したことです。3年前の8月31日で、狭い車内に20人くらいの女の子がいて、ギューギュー詰めで、死ぬほど熱かったのを今も忘れません(笑)。
──では、素人として出演したんだね?
あやな:そうです。顔を出すのも怖いし、人前でセックスするのも抵抗がありましたし…。でも、声をかけられた時、ちょうどテレビで恵比寿マスカッツを観ていたので興味があったんです。本当に気軽な気持ちだったのですが、その撮影がとにかく面白くって、エキストラという仕事もあると知って1年くらい、昼間の仕事をしながらこっそり出演していました。セックスはしませんでしたけど、耳掻き店潜入モノの企画で手コキをしたり、女子校生役でフェラまではしました。
──女優ではなく、素人のお遊び感覚で秘密を楽しんでいたとか?
あやな:そんな感じです。当時は、スーパーの食品売り場で試食販売の仕事をしていたんですけど「シャ●エッセンいかがですか~?」と言いながら、内心では「でも、私の好物は別のフランクフルトだけどね?」とか考えたりして、密かに興奮してたんです(笑)。
──ははは…変態な自分を楽しんでいたんだ?
あやな:はい。その後、本業が忙しくなったので辞めてしまったのですが、去年の6月にふいに撮影の楽しさが恋しくなって、今度は正式に女優としてやってみようと決意したんです。
よしの:そうそう。そして私は、孫が楽しそうに撮影の話を聞かせてくれて興味を持つようになったんです。
──お二人は今、一緒に暮らしているんですか?
あやな:今はそうです。3年前まで祖母は一人暮らしをしていたんですけど、糖尿病が悪化して体調を崩してしまったので、家族と同居した方がいいという話になったんです。ところが実家の方があまり広くなくて受け入れるスペースがなかったので、一人暮らしをしていた私が面倒を見ることになったんですよ。派遣の仕事なので時間の融通もききますから。
──とはいえ、世間一般では堂々とAVの仕事をしているとは言いずらいもの。ましてや家族には言えないですよね?
あやな:そうですね。だから、私も両親には話していないですよ。余計な心配をさせますから。おばあちゃんにも、最初は本当のことが言えなくて「グラビアの仕事だよ」と、お茶を濁していたんです。でも、詳しく聞かれる内に「でるとこ出ちゃってるんだ~」って打ち明けたんです。
よしの:ははは…そうだったよね。AVなんて見たこともありませんでしたし、なんだかね、撮影の度に楽しそうに帰ってくるもんで「あらいいね~。もう少し詳しく教えてよ」って聞きましたら「AVっていうのは、当たり前にセックスしてるだけじゃなく、きちんとお芝居をやっているんだよ」と言うので興味を持つようになりまして、半分は冗談のつもりで「私にもできるかね? あと10歳若かったらね~」なんて言ったんです。
あやな:でも、それを聞いて、おばあちゃんならイケるかもって思ったんです。だって、孫の私がいうのも何ですけど、76歳には見えないくらい綺麗じゃないですか。それで「まずは社長に相談してみようよ」ってことになりまして、もうその場で電話をして、すぐに面接をしてもらったんです。
──ちなみに、よしのさんはあやなちゃんの出演作品をご覧になったのですか?
あやな:私から観て~って言いました。7月に撮影をした初めての主演の作品が完成したので観てほしかったんです。でも、ハードな作品なので最後までは観てくれませんでしたけどね。私、逆流性食道炎なので、イラマのときにいい反応をできるんですよ。悲惨に見えるんですけど、カメラが止まれば「大丈夫?」って皆さんが気を使ってくれるし、実は私自身、めっちゃノリノリだったし全然平気なんですけどね(笑)。
よしの:そう言われても可愛そうになっちゃってね~。見てられなくって、途中で寝ちゃいましたよ(笑)。