また手淫ではなく、腰を振ることでさらに擬似性行為が楽しめるという。
A-one広報A氏「キャラクターと性行為を擬似的に堪能できるのが、『3D美尻』のコンセプトなんですよ。同人コミックが好きな人は、意外と立体である弊社の商品『Love Body』などには関心が薄い方が多いんです。キャラクター自身を愛しているため、キャラクターそのものとして存在しているフィギュアなどに目が向いてしまうんですね。
これまでアニメの絵を等身大にしている商品といえば抱き枕くらいしかなく、アダルトグッズは版権の問題もあるため手を出しづらかった。しかし『3D美尻』ならば、抱きまくらに設置するだけで堪能できるんです」
“キャラクターと性行為”という二次元好きの夢を叶える商品というわけだ。だが、そうなると、キャラクターのお尻を模したオナホールを付随した方がいい気もするのだが…。
A-one広報A氏「そのような声もありました。しかし、メンテナンス性が悪く、ある程度の大きさも必要になるので保管場所に困ることが多くなってしまうんです。また、オナホールの認知度が高くなり、ユーザーはそれぞれ愛着があるホールがあると考えたため、あえてつけませんでした。『3D美尻』ならば、ポスターは巻けば、お尻のパーツは空気を抜けば、机の引き出しにも簡単に収納できます。また収納が容易ということは逆もしかりで、思い立った瞬間に使うことができるのも利点のひとつです」
オマケでついてくるオナホールよりも、嫁とまで呼べるほど自身がこだわりぬいたオナホールの方が気持ちいのは明白だ。これならば、『Love Body』ユーザーからも二次元愛あふれるユーザーからも支持されるのは確かだろう。キャラクター自身と擬似的とはいえ “愛しあう”ことができる、目からうろこ的な商品『3D美尻』。触れ合うことができない嫁とのセックスを夢想したことがある男性にとっては、まさしく夢の商品といえる…かも!?
(文=南はにわ)