――会陰を刺激するグッズは『コアファン』が世界初ですよね? ということは、開発にもかなりご苦労があったのでは?
広報A:そうなんです。アヌスであればネットなどにも情報があるのですが、会陰の刺激となると、どこをどのような体位で、どれくらいの時間刺激すればいいのか、などほぼ情報がないんですよ。
正直、ユーザーから手厳しい意見をもらうことも念頭に置いています。『コアファン』はリング部分にローションを塗り装着するのですが、つけるのも一苦労だという意見もすでにありますからね。しかし、勃起の持続時間向上や性器の快感増幅などの効果が見込めるなどし、想像以上の売れ行きを記録しています。
――男性向けのグッズとなれば、射精まで至らなければならないと考えがちですが、乳首のグッズなど、“射精”に重きを置かないグッズも豊富になってきましたね。
広報A:そうなんです! 『コアファン』も射精に至らずとも、“快感を呼び起こす”グッズと考えてもらいたいですし、それを認知していただけるに十分な商品力があると考えています。すでに売り上げという確かな手応えもありますし、多くのユーザーにこの商品を体験してもらいたいです。
――ドライオーガズムという未知なる快感を求める男性も多いと思いますが、このドライオーガズムに至るコツなどはありますか?
広報A:経験できるか否かに関しては個人差が生じてしまいますし、まずすぐにドライオーガズムを経験する人はまれです。ある程度の回数をこなしていかないと難しいと思います。しかし、一回体験し、その後も繰り返せば、容易に到達できる人も多いんですよ。また、到達することさえできれば、精子を出さないため、長時間にわたり快感を堪能することができるというメリットもあります。是非『コアファン』で、試していただきたいですね。
かつて、ラーメンズの片桐仁さんがTBSラジオ『エレ片のコント太郎』の中で、“お尻にアダルトグッズを挿入する模様”を放送したことがある。ラジオの放送中にアヌスにグッズを挿入した片桐さんは、その後「頭がポーッとする」「ふわふわっしているんだよねぇ…」と、ドライオーガズムに至ったかのような感想を語り、その後のトークもおぼつかないものだった。この未知の快感にお手軽にチャレンジできる『コアファン』。年末年始、新しい世界の扉をこじ開けてみるのもいいかもしれない。
(文=葉桜骨折)