北川といえば、これまで山下智久(29)や若手俳優の木村了(26)、バレエダンサーの宮尾俊太郎(30)、向井理(32)ら数多くのイケメンとの熱愛がささやかれていながら「処女キャラ」を貫いてきた。昨年のイベントでは「27年間、一度も(交際したことが)なかった」と発言し、芸能リポーターから「共演者キラーや肉食系といわれていますが…」と質問が飛ぶと、事務所関係者が物凄い剣幕でリポーターに詰め寄って「この部分は放送NG」と通達。徹底して「清純派」というキャラクターを世間にイメージづけようとしていた。
にもかかわらず、ここにきてDAIGOとの交際をわざわざメディアにリークし、半ばオープンにするという急激な方針転換。このウラにはどんな狙いがあるのだろうか。
「さすがに北川が処女だとは誰も信じていませんし、年齢的にも交際をオープンにしたほうが女性ファンにウケがいい。しかもDAIGOは血筋や知名度が抜群でイケメンでありながら嫌みのないキャラクターと好印象の要素がそろっていますから、北川の“初めての男”として申し分ないと判断したのでしょう。事務所が最も恐れているのは、北川に『肉食系』『男にだらしない』というイメージがつくことですから、相手がDAIGOなら正直に交際を認めたほうがいいというわけです。北川本人は気さくで男ウケするサバサバ系ですから、無理のある『処女キャラ』を演じさせられることに疲れていたようですね。やっと『処女設定』から解放されたことで、以前なら厳しい表情になりかねない熱愛の質問をされても笑顔がこぼれてしまったのでしょう」(芸能関係者)
事実であろうと特に問題はないと思われる「喫煙者」との報道を公式に否定するなど、事務所が北川のイメージ戦略に敏感であることは以前から知られていた。今まではかたくなに男の影を認めてこなかったが、戦略変更したことで逆に交際を大プッシュしてきたことが前述の会見につながったようである。業界には「芸能人同士の事務所公認のオープン交際は別れやすい」というジンクスがあり、交際に事務所が積極的に介入することで仲たがいに発展しやすくなるといわれている。稼ぎ頭の北川を大事にしたい気持ちは理解できるが、あまり事務所が積極的にしゃしゃり出ると要らぬ火種を生みそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)