先週末に投稿された画像は、その真骨頂とも言えるものだった。テイラーのニューヨークのアパートメントで“セレブお泊まり女子会”が開催されたのだが、その様子を写した写真がまるでファッション誌の1ページのようだと話題になった。
それもそのはず、写真にはテイラーのほか、今一番注目されているモデルであるジジ・ハディッドや、女性下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のファッションショーで「エンジェル」と称されるモデルたちなど、スーパーモデルの中でも超一流とされる面々がポーズをとって佇んでいるのだ。
テイラーがスーパーモデルたちと交流するきっかけとなったのは、ヴィクトリアズ・シークレットのファッションショー。キャットウォークの上でモデルたちと並んで歌手が演奏する斬新な演出と出演者の豪華さから、アメリカのエンタメ界でも一目置かれる一大イベントで、過去にはブラック・アイド・ピーズやケイティ・ペリー、リアーナなどなど、錚々たるスターが出演している。
テイラーは2013年に初めて出演、スーパーモデルと並んでも引けをとらない美貌とスタイルで賞賛を浴びた。そしてそれ以来、エンジェルを中心にさまざまなモデルたちとの交流が始まったようだ。
中でも、今一番のBFFなのが、エンジェルの一人でありながら、ハーバード・ビジネス・スクールに通う知性派モデルのカーリー・クロス。
顔立ちが似ていることもあってか、出会ってすぐに意気投合した二人は、いつも二人でいる姿が目撃され、ネット上ではレズ疑惑が上がるほど。
そして、昨年末ついに、疑惑は真実だったのか!と誰もが思うような写真がTwitterに投稿され、一時ネットが騒然となった。それは、二人のキス写真。
写真は全体的にボヤけたものだが、その後、動画でもその瞬間と思しきものが投稿されるなど、もはやキスしたことを否定するのが難しい状況になったが、テイラーの事務所は「バカげている」と完全否定。
そして、この騒ぎの直後に開催された2014年のヴィクトリアズ・シークレットのショーに、なんとテイラーはまたも出演し、噂になったカーリーと二人仲良く並んでキャットウォークを歩くパフォーマンスまで披露した。
その時の二人の衣装のセクシーさもまた話題に。カーリーはパイパンであることが明らかに分かるほど露出度の高い、艶やかな黒のレース下着。テイラーもそれに合わせたのか、ほぼ下着に近い黒いレースの衣装。ステージを歩く二人の姿はショーのハイライトとして多くのメディアで取り上げられた。
彼女の最新のヒット曲「Shake It Off(振り払えの意)」を体現するがごとく我が道を突き進む彼女の躍進は、公私ともに、もはや誰にも止められないように見える。そんな彼女に、また新たな称号が付与されようとしていると、アメリカの「サン」紙が伝えている。
それは、「モデライザー(女性モデルばかりと付き合う男を指す)」。
これまでセレブ界ではあのレオナルド・ディカプリオが欲しいままにしていた称号だが、昨年“付き合った”モデルの数を比べると、テイラーが上回っているのではないか、と一部では言われている。
金も美女も手に入れたテイラー。彼女にあと必要なのは、友達のモデルに手を出さない誠実な彼氏なのかもしれない。
(文=ツジエダサト)