『月刊サイゾー』にて、ロバート・秋山竜次氏が妄想力を全開にして、男心をくすぐるアダルトグッズの使い方を考案していく当連載。今月は新たな刺激を体感できる『メンズギア ドリスター』をテーマにして、エロスなシチュエーションを模索する！
――『メンズギア ドリスター』は輪っか部分を男性器の根元に装着すると、サオの根元や睾丸を刺激してくれます。
ロバート・秋山竜次（以下、秋山）根元に当たるローターはものすごく小さいのに、振動はかなり強くて驚きました。これは普通のローターと比べても遜色のないパワー。それに加えて、輪っかの大きさを調節できるのですが、それを利用してギュッとアソコを締めつけてみたんですよ。それがなんともいえず気持ちがよくて、使用中に「なんなんやろ、これは？」と考え込んでしまったほど。これまでに亀頭を刺激するグッズを使っていましたが、振動で本当に気持ちがよいのは根元なんじゃないかと再発見しましたね。この斬新な気持ちよさは、使ってみないとわからないです。
――オナニーのほかにも、「アソコに元気がない」という男性のサポートをするという目的から生まれたグッズなんです。これを装着することで男性器に締めつけと振動を与えながら、挿入時に女性のクリトリスも刺激できるんですよ。
秋山 女性と一緒に使えるのはいいですね。説明書通りに使っても楽しいと思うのですが、いろいろな使用方法を生み出すことができそうな気もします。ちょっと難しいですが、女性に口をすぼめさせてリング部分を装着させて、サオにローションを塗って無理やりねじ込むと、締めつけと振動でものすごく気持ちがよさそう。つらそうに「うーん」とうめいている相手に、「だって、口閉じちゃっているからさ」なんて言ってこじ入れるみたいな（笑）。
――ちょっと笑顔なのが怖いです。
秋山 あとは、この形状だと後ろ髪をまとめることができそう。「体モノマネ」のときに髪を結っているんですが、そこで使ってみたいなと思いました。これが実現すれば、頭部にオナニーグッズを着けてテレビ出演した初めての人になるんじゃないかな。
――だんだん、本来の目的と離れてきましたよ。
秋山 ほかにも名案があるんです。例えば、少し改良してもらって、目覚まし時計的な使い方ができませんかね？
――目覚まし時計ですか？
秋山 地方の仕事で新幹線をよく利用するんですが、疲れた状態で早朝の始発に乗り込んだときはケータイのアラームをバイブ機能にして使っています。このローターにタイマー機能が付いていたら、すごい目覚めがよくなりそうじゃないですか。新幹線に乗り込む前に装着して、時間になると振動がくるという。安全性の高いシリコン素材を使っているので、長時間装着しても安心ですよ。
――それは、ちょっと便利かも。
秋山 ただ、タイマーの前に起きてしまったとき、「あと数分後に振動がくるんだ」とムラムラした気分になって眠れなくなりそうですが。
――「ドリスター」を使った男性の中には、締めつけと振動で男性器が膨張して自信を取り戻したという人もいるみたいなんですね。それだと、青筋が立つほど勃起しすぎて、新幹線から降りられなくなりそうかも……。
秋山 青筋ってすごいですね。というか、青筋で思いついたんですが、この「ドリスター」をベテランの婦長さんに付けてもらいたいなと。注射をする前に止血帯で血管を浮かせるじゃないですか。あの要領で「はい、ちょっと結びますよ～」みたいな。その締めつけで思わず力が入ったとき、「はい、力を抜いてくださいね～」と（笑）。
――生々しすぎます！
（構成＝丸山大次郎、写真＝オノツトム）
【今月のアダルトグッズ】
『メンズギア ドリスター』
発売／A-ONE 価格／810円（税込）
頑張りたいのに元気が出ない、そんな悩みを解消すべく開発されたのが「メンズギアシリーズ」だ。ドリスターは、性器の大きさに合わせて簡単にサイズ調節が可能。マイクロローターで振動をさせながら、根元、もしくは玉袋を締めつけて、さらなる刺激を促す逸品となっている。
秋山竜次（あきやま・りゅうじ）
1978年、福岡県生まれ。お笑いトリオ「ロバート」のボケ担当。コントのネタ作りも担当し、さまざまなキャラクターを生み出し、演じる、生粋のコント師。また、最近では、上半身裸になり、有名人の顔写真を当て込む“体モノマネ”がブレイク。
『A-ONE』
アダルトグッズの総合卸売メーカー。新商品開発から卸売り販売、マーケティング・サポートと、アダルトグッズに関するさまざまなニーズにこたえる。
公式HP＜https://www.a-one-tokyo.com/＞
