「昨年バラエティを席巻したグラドルといえば、橋本マナミさん(30)の名前が挙がります。そのきっかけは、6月発売の写真集『あいのしずく』(ワニブックス)でした。この写真集が大きな話題となり、橋本さんの“愛人キャラ”が注目され、バラエティに頻繁に出演するようになりました。高嶋さんには、そうした“きっかけ”は見当たりません。しかし、年末年始の大型番組には、彼女のような若手タレントが起用されることは多い。各局が同時に大勢のキャストをそろえた特番を組むため、タレントの“裏かぶり”を避け、多少、知名度が低くとも若手にオファーが舞い込んでくるわけです。それに加えて、この時期は、業界関係者も家でテレビを見ますからね。いわば若手タレントの見本市のような役割も担っています」(テレビ関係者)
特番の続く年末年始で活躍することができれば、視聴者だけでなく、業界の人間にもアピールすることができるようだ。今回の露出で結果を残すことができれば、テレビ関係者の目につき、高嶋の活躍は続くかもしれない。
「高嶋は、業界でも大手のライジングプロダクションに所属しています。芸能界で絶大な影響力を持つバーニング系の事務所ですから、年末年始とはいえ、これだけ多くの番組に出演することができたのでしょう。ライジングプロは、かつて沖縄アクターズスクールと提携していた縁から、安室奈美恵(37)やMAXが所属しており、アーティスト色の強い事務所ですが、平愛梨(30)、西内まりや(21)など、女優やモデル業のほかにバラエティで活躍するタレントもいます。これまでに音楽活動などを行っていない高嶋は、平をもう少し男性寄りにした路線を狙っているのかもしれませんね」(芸能関係者)
これまで目立った芸能活動のなかった高嶋だが、事務所の後押しを受けて、一気にブレイクとなるか。今後も『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)、『林先生の痛快! 生き様大辞典』(TBS系)などへの出演が予定されている高嶋。いずれにしろ、猛プッシュのあるうちにできるだけ人気と知名度を上げたいところだろう。
(文=大倉)