「宇多田のカバー曲が好評だった影響か、6日のiTunes Storeのアルバムランキングでは、6位の『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』に次いで7位には2001年にリリースされた浜崎のベストアルバム『A BEST』がランクインしています。何らかの話題で注目を集めたことで、そのアーティストのヒット曲がまた売れ出すというのは、一時代を築いたアーティストだからこその現象。今回のカバー曲には『全盛期のあゆを彷彿とさせる』との声が聞かれていますし、やはり世間は売れっ子だったころの彼女を求めているのかもしれませんね。
また、今回はCD音源だけでなくライブ動画でも評価されているため、全盛期と変わらぬ歌唱力も証明しました。近年の浜崎は、楽曲に最先端のEDMを取り入れたり、ラップに挑戦したりとアーティストとしての変化を模索しているように見えましたが、これをきっかけに思い切って原点回帰を思わせるような楽曲に挑戦するのもいいのではないでしょうか。昨年の12月24日に発売した最新シングル『Zutto…/Last minute/Walk』は、ソロアーティストとしてオリコンランキング史上初となるシングル50曲トップ10入りを果たすなど、いい流れがきていると思います」(音楽ライター)
最近では激太り状態からダイエットに成功して少しやせたという話も聞かれ、ルックスも持ち直してきた浜崎。今年こそ、かつての輝きを取り戻すことができるのだろうか?
(文=サ乙)