夢はG1ホース! 田中将大、2015年から本格馬主に!?


 大魔神の異名で知られる元メジャーリーガーの佐々木主浩(46)も、ヴィルシーナという馬でG1レースに2勝している。数々の日本人メジャーリーガーが馬主として活躍している中、田中が馬主になっても何ら不思議ではない。

「JRAも田中には馬主になって欲しいんですよ。こんな世の中、ここまで金を持っている若者は他にはいませんからね(笑)」(同関係者)

 多額の費用がかかるといわれる馬主だが、7年で約160億円の契約を結ぶ田中にとっては、出し惜しみするような額ではないだろう。まして田中自身が興味を持っているとなれば、宣伝効果も含めてJRAも彼の馬主参入は歓迎に違いない。

「G1を獲った佐々木は、運が良かったと思われがちですが、馬主になるまでにさまざまなJRAのイベントに出席しており、その実績の賜物ともいえます。やはり普段から野球ばかりしている人間が、いきなり仔馬を見て、未来のG1ホースを探し出すことは難しいですからね。そのため、イベントなどに顔を出し、JRAお墨付きの“目利き”の人間と接点を持つのです。その結果、佐々木はG1馬とめぐりあえたといえます。JRAサイドとすれば、『マー君の馬が大活躍!』って見出しが欲しいですからね。今ごろは、田中に競馬界の大物関係者を紹介しているのでは」(同関係者)

 昨年は契約の関係で間に合わなかった、馬主・田中将大の誕生。最近のJRAとの密接度を考えると、今年中にも田中は野球とは別の夢に一歩近づくことだろう。
(文=浅野悠)

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