久嬢にとってラブレッチは、芸能生活における長い下積み経験の中で生み出された苦肉の策だったのかもしれない。ようやくめぐってきたチャンスだからこそ、刺激的な衣装やポージングを次々と披露し、知名度を上げたいところなのだろう。今後の彼女のタレント活動は、ラブレッチがどれだけ話題になるかにかかっているといえそうだ。
「タレントにとって一芸に秀でることはプラス。しかし、そればかりになっては当然視聴者からも飽きられてしまう。そのため、やはりトークやリアクションといった個人のタレント性が芸能界で生き残るには重要です。今後久嬢さんがどういった芸能活動を望んでいるかはわかりませんが、息の長い活動を目指すのであれば、ラブレッチが話題を集めなくなったときこそ勝負となるでしょう。ラブレッチが認知されても、本人の名前が視聴者に浸透しないようでは、タレント活動は難しいかもしれませんね」(芸能関係者)
10代のころに芸能界デビューを果たしている久嬢は、現在美人すぎる整体師として注目を浴びている。本人とすれば複雑な思いもあるかもしれないが、これだけ露出をすれば、人生の転機とはなっただろう。今後のタレント活動が不透明だとしても、整体師としては十分に活躍しそうだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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