「彼女が1日40本以上もタバコを吸う『ヘビースモーカー』だという噂が急速に広まっているんです。この影響かはわかりませんが、2009年から務めていた歯磨き粉のイメージキャラクターも、今年になって降板しています。ゆうに20歳を超えている榮倉が喫煙者であっても何ら問題はありませんが、タレントイメージを考えればマイナスに作用するのでしょう。ネット上には喫煙所でタバコを吸っている榮倉の画像が出まわっており、CMやドラマのスポンサーへの印象がいいとはいえません」(芸能関係者)
弾ける笑顔で、健康的なイメージの強い榮倉にとって、ヘビースモーカーという噂はよけいにダメージとなるのだろう。しかし、爽やかな印象が好感度の高いものとはいえ、女優としては演じるキャラクターを制限しかねない。さらに女優として飛躍するには、違った一面も必要になってくるだろう。榮倉自身にも、そうした思いはあるようで、今秋放送の連続ドラマ『Nのために』(TBS系)で、過去の役柄とは一線を隠すヒロインを演じている。
「『Nのために』は、湊かなえさんのミステリー小説を原作にしたもので、主演の榮倉さんは、深いトラウマを抱える暗く陰湿な役どころを演じています。これまでの榮倉さんのイメージを覆すようなキャラクターですから、本人としても、役作りは苦労したのではないでしょうか。しかし視聴者からは、『見応えのある演技』『心の葛藤が見えるよう』『榮倉奈々って演技派なんだな』といった声が寄せられています。放送前には原作ファンから『イメージと違いすぎ』などと言われ、心配の声が上がっていましたが、いい意味で期待を裏切りましたね」(テレビ関係者)
榮倉は女優として新たな魅力を開花させたようだ。ますます女優としてステップアップする彼女には、話題の足キスシーンをきっかけにセクシー路線への展開も期待したいところだが…。
(文=大倉)