心温まるエロスの祭典『まにけっと』！　参加型イベントや緊縛ショーでマニアたちに不思議な一体感

　12月6日（土）、冬将軍が日本列島を襲い、各地で厳しい底冷えが伝えられる中、東京都にある初台玉井病院スタジオは異様な熱気に包まれていた。かつて人々の病気を治療してきた総合病院の跡地で行われたのは、エロマニアたちによるパフォーマンス＆即売会『まにけっと』。このイベントに、AV女優や地下アイドル、コスプレイヤーやグラドル、エロ系アーティストなど、ジャンルを超えたエロスのツワモノたちが集結した。

 

 
　およそ病院という外観からは想像できない、いかがわしい雰囲気に満ちている会場。保険証の代わりに入場料3,000円を支払って中に入ると、カメラを抱えた来場客がいたるところに。受付で手渡されたマップを確認すれば、1階診察室に備えられた特設ステージでは緊縛ショーやバーレスクダンス、地下の霊安室では美女たちと一緒に楽しめる大運動会やツイスターゲーム、2階と3階の病室ではサークルや個人出展による物販ブースが設けられているよう。

　さっそく地下におりてみると、セクシーな衣装を身にまとった美女2人によるツイスターゲームが始まっていた。ゲームに挑戦していたのは、このイベントの企画者でもある、ぽっちゃりなのに貧乳が自慢のちゃちゃさん（下写真：左）と新人グラビアアイドルの岬あいりちゃん（下写真：右）。客が引いたクジに書かれた指示を再現すべく、赤や黄のマークに必死に足や手を伸ばしている。もちろん、彼女たちに向けられているのは、やけにレンズの長いカメラ。負けじとこちらもパシャリ。

 

 
　セクシーポーズを連発する2人に夢中になっていると、何やら上の方から悶絶するような喘ぎ声が聞こえてきた。ツイスターゲームが終わるやいなや、素早く1階ステージに上がってみると、美女が宙に浮いてグルグル回っている。縄師・鵺神蓮氏（やがみれん）による緊縛ショーが行われている。さらに、この後のステージでは、同じく緊縛師のYAGIE氏（やぎぃ）によるショーも行われ、縄に縛られた美女が何度も恍惚の声を漏らすのだった。

 

 
　次に向かったのは物販スペース。しかし、ここでも興奮がおさまることはなかった。着エロアイドルやAV女優たちが、直接、商品を販売し、即席の撮影会を催しているブースは誘惑のるつぼと化していた。