――どうしてセックスまでしなかったんですか。
「家が厳しかったんですよ。男女交際もダメって親だったので、内緒で付き合っていたんです。フェラの時にゴムがなかったので『挿れるのは嫌!』って言って。だからゴムさえあれば初体験していてもおかしくなかったんですけどね」
――コンドームの知識はあったんですね。
「小学校の頃からレディコミを読んでいたので知識はありました」
――初オナニーは幾つの時ですか。
「小5ぐらいだったかな。オナニー歴は長いんです。昔ってテレビでもエロいシーンって流れていたじゃないですか。それでエッチな気分になってモゾモゾと(笑)。その頃はキスシーンだけでもドキドキしていました」
――どういうオナニー方法だったんですか。
「指でクリトリスを弄っていました。あと親のマッサージ機を使ってみたら、指よりも気持ちいいなって(笑)」
――小学生で電マは早熟ですね(笑)。テレビ以外のオナネタは何だったんですか。
「妄想ですることもあったんですけど、ある時にお父さんのVHSを見つけて…。けっこう、えぐい内容で痛々しさもあったんですけど、こうすると気持ちいいんだと学びました。その中には飯島愛さんのAVもありましたね」
――友達ともエッチな会話はしていたんですか。
「してました。さすがにお父さんの持っていたビデオの話はしなかったですけど(笑)。あと小学校の頃って外に濡れたエロ本とか落ちていると見るじゃないですか」
――そういう文化がまだ残っているんですね。
「そうですね。それを拾って友達と読みました」
――その後、オナニー方法に変化はありましたか。
「一時期はシャワーに凝っていました。中学生の頃で、ちょっと時間がかかるんですけど15分ぐらい股間にシャワー当てて。水道代が心配になりました(笑)。それからはオモチャですね。彼氏にローターをもらってハマったんですけど、今でもローター派です。ただオナニーよりも人にヤラれるほうがイクのは早いですね。恥ずかしいところを触られている時点で興奮しているんですよ」」
――オナネタにも変化はありましたか。
「今は妄想ばかりです。思い浮かべるのは凌辱が多いんですけど、ヤラれている自分を客観的に見ているのが好きなんです」
――犯されている有村さんを、有村さん自身が見ているんですか。
「そうです」
――かなり屈折してますね(笑)。
「あとゲイビデオも見ますよ。知り合いに貰ったんです」
――ゲイビデオの抜きどころはどこですか。
「イク瞬間の顔と声と精子の出方」
――即答ですね(笑)。普段のオナニーと見せるオナニーは違いますか。
「あまり普段は声を出せないから、撮影ではアエギ声大きくなりますね。あと意識しているのはエロい動きです。足の指先まで表現しなきゃと(笑)。セックスもそうですけど普通にしていると地味なので、デビュー2年目ぐらいから見せるセックスを意識するようになりました。現場で一緒になった女優さんを観察して、こういう方法もあるんだって参考にすることもあります」