リアクションが胸キュン! 愛されキャラ・本田翼、バラエティで“素”の魅力炸裂


「あまり演技がウマいとは言えない本田に、女優のオファーがあるのは、業界内での評判が抜群だからでしょう。バラエティでは、脳天気な印象もある彼女ですが、ドラマの現場では1人で考えこむ様子もたびたび目撃されています。普段の明るさに反して、頭を抱えて演技に悩み、何とか結果を出そうとする彼女は、ドラマ関係者の心を打つのでしょう。あれだけ可愛い外見を持ちながら、タレントっぽさもなく、スタッフ受けも抜群です。バラエティでの彼女が評判なのも、こうした真面目さが反映されてのことなのかもしれませんね。テレビ出演時には、とぼけたような顔を見せることが多いですが、視聴者はその表情の奥に彼女特有の一生懸命さを感じとっているのではないでしょうか」(前出)

 休日には家事をし、近所のスーパーで買い物をして、夜は家で漫画を楽しむという本田。昨年10月に発売された最初で最後の写真本『ほんだらけ 本田本』(SDP)では、漫画に囲まれたプライベート空間を公開し、素朴で独特な魅力を披露した。バラエティに出演した際にも、この天真爛漫な一面は存分に発揮されており、ルックスとは裏腹にも思えるキャラクターが好感度につながっているのかもしれない。

「感情表現が豊かで、リアクションも大きい本田は、バラエティタレントに向いていると思います。『ミュージック~』では、タカトシにムチャぶりをされることもありましたが、本田はすべてに応えていました。それでいて何気ないトークでは肩の力が抜けていて、視聴者としてもリラックスして見ていられます。ときおり、頬杖をついたり、ダルそうな表情をしたりすることもありましたが、それもご愛嬌。露出が増えれば好感度タレントの上位にも名前を連ねる可能性は十分ですね」(芸能関係者)

 まさに愛されキャラといえる本田は、企業CMにも引っ張りだこ。これまでに10社以上に起用されており、今月5日にもスマートフォン向け本格RPG『SKYLOCK-神々と運命の五つ子-』のCMがテレビ放映を開始した。映画にバラエティにCMにと大車輪の活躍を見せる本田。素のキャラクターが視聴者に受けている彼女は、どんなジャンルでも大きく羽ばたくだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

men's Pick Up