「ちょいワルオヤジ」名物編集長が枕営業を強要? モデル志望者が狙われる業界の闇

1205leonmakura_main.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 かつて世間に「ちょいワルオヤジ」ブームを巻き起こした男性ファッション誌「LEON」(主婦と生活社)の初代編集長を務めた敏腕編集者・岸田一郎氏(63)が、女性モデルに枕営業を強要したとして騒動になっている。岸田氏といえば、今年9月に「やんちゃなジジイ」をコンセプトにしたシニア向け雑誌「MADURO(マデュロ)」(株式会社yanG)を創刊し、還暦をすぎてもいまだ出版界で活躍しており、しかも妻帯者だ。一体、なにがあったというのか。

 この疑惑は発売中の写真週刊誌「フライデー」(講談社)が報じており、被害者とされる23歳のモデルAさんが『東京ガールズコレクション(TGC)』への出演と引き換えに岸田氏に肉体関係を強要されたと告発している。

 記事によると、Aさんは「MADURO」の関係者からTGC出演の話をもらい、そのあいさつを兼ねて業界関係者の会食に顔を出した。そこで関係者から「岸田氏をもてなすように」「最後は一緒に帰るように」と指示され、会食後に二人でバーに行ったという。バーで強めのカクテルを飲まされたAさんは、そのまま近くのホテルに連れ込まれそうになった。Aさんが手を振りほどこうとすると、岸田氏は「このまま帰るとTGCには出さないよ」と脅してきたという。

 「TGCは最大の目標であこがれの場だった」というAさんは、会ったその日にもかかわらず、恐怖もあって泣く泣く身を任せてしまった。それだけでなく、2ヵ月後のパーティでも岸田氏は「知り合いの事務所関係者やミスコン入賞者を紹介する」とエサをまいてAさんを誘い出し、パーティが終わるとラブホテルに直行。Aさんが嫌がるそぶりを見せるとTGC関係者の名前をチラつかせて脅しをかけてきたという。この時もAさんは夢のために岸田氏と関係を結んでしまい、しかも業界関係者に紹介するという約束も守ってもらえなかったそうだ。

 5月末にも岸田氏から食事の誘いを受けたAさんは「MADURO」発行人のO氏から「TGCに出たかったら岸田さんの誘いは絶対に断るな」と念を押され、断りきれずにまたもホテルに連れ込まれそうになる。カラダ目当てでしかないことを察していたAさんが意を決して「今日は生理なんです」と断ると、岸田氏は「じゃ、なんで来たの?」と冷たく言い放ったそうだ。

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