また、大和田は同じAKBメンバーの「こじまこ」こと小嶋真子(17)と仲がいいようだが、ユーザーから「なーにゃとこじまこが姉妹なら、僕は2人のおにいちゃんになりたい」とコメントされると「間に合ってます」と拒絶。オタに対する厳しすぎる対応を発揮している。
その一方、ファンから「タヌキ顔」をイジられることもあり、ユーザーからの「可愛いタヌキだからギリギリセーフ」という書き込みに「あなたタヌキなの?」「タヌキってなに笑?人間ですけど(マジレス)」と返答。さらに「アライグマラスカルなら可愛いからいいでしょwww」というコメントに「なんの話してる?wが多くて楽しそうだね」と返信したり、ドS一辺倒ではない顔も見せた。また、ファンから「なーにゃ可愛い」と言われると即座に「可愛くはない」と返すなど容姿にコンプレックスを持っている一面ものぞかせている。
このように冷たい対応が話題になっている大和田だが、ほかのメンバーとのツーショット写真をファンからリクエストされて気前よくアップしたり、ファンからの「いつもモバメありがとう」という感謝の言葉に「今日たくさん送るよ」とハートマーク付きで返したりと、しっかりとした対応もこなしており、本人いわく「ツンデレじゃなくて気分屋なんです」とのことだ。
この大和田の一連の対応はアイドルファンの間で評判になっており、ネット上では「俺もなーにゃにツンツンされたい」「ドMにはたまらん」「オタのツボが分かってる」「冷たくされればされるほど推したくなる」などと好意的に解釈されている。どうやら大和田の意に反して、冷たくされて喜ぶようなドMファンが増殖しそうな気配だ。とはいえ、こういったキャラクターの定着がブレイクの近道であることは間違いない。
あまり世代交代が進んでおらず、新たなスターが生まれにくくなっているAKBグループ。新世代は「似たり寄ったり」という印象がぬぐえなかったが、大和田が「オタに冷たすぎるアイドル」として台頭し、未来のエース候補に名乗りを上げる可能性もありそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)