すでに世間ではカレンダー商戦が始まっているが、特別な意味を持つカレンダーが芸能界に存在する。半世紀以上の歴史を誇る「東宝カレンダー」の2015年版で女優の長澤まさみ(27)が、11年連続で表紙を飾る偉業を達成したのだ。
東宝配給の映画で活躍した女優や系列会社「東宝芸能」所属のタレントが表紙に起用される同カレンダーだが、これまで3回以上起用されたのは長澤以外に山口百恵(55)、水野真紀(44)、古手川祐子(55)、沢口靖子(49)の4人しかいない。これまで単独トップだった沢口の連続11回という記録に長澤が並び、さらに“沢口超え”を果たす可能性も出てきている。
「東宝芸能は芸能界屈指の老舗ですが、近年はあまり若手が育っていない。かといって、東宝作品に出演した別の事務所の女優を表紙にするのも微妙。そんな状態が続いていることも、長澤が表紙に起用されている理由といえます。とはいえ、実際に長らく高い人気をキープしているのは事実ですから、彼女が『東宝の顔』であることに異論も出ていない」(芸能関係者)
一時は人気低下の気配もあった長澤だが、11年公開の映画『モテキ』でセクシー路線を解禁してから再ブレイクし、最近も三谷幸喜氏(53)作・演出の二人舞台に出演したり、蜷川実花(42)が監督した有名ブランドのスペシャルムービーに起用されたりと大活躍。来年公開予定のジョン・ウー監督(68)の映画『大平輪』(原題)では、長澤が主演の金城武(41)を相手に過去最高の濡れ場を披露しているとの情報もある。
まさしく東宝の大看板である長澤だが、唯一の不安要素といえるのが俳優・伊勢谷友介(38)との交際だ。