K-POPユニット・KARAの元メンバーのニコル(23)のソロ・デビューが決まり、話題を集めている。今年1月に同ユニットを脱退して以来、その動向に注目が集まっていたが、本国・韓国においてソロ歌手として、ついに本格始動(今月19日にミニ・アルバムをリリース予定)。周知のとおり、同じくグループを離れたジヨン(20)は、日本での活動に活路を見出しているが、はたして、軍配はどちらに上がるのか?
最初に動きが見られたのは、9日深夜0時のことだった。彼女が所属する芸能プロダクション『B2Mエンターテインメント』の公式SNSに、待望の1stソロ・アルバムのイメージフォトが公開され、一気に注目を集めることとなった。
「アップされた写真には彼女の顔や腕、足の一部が写っており、それらにはタトゥー仕様で、英語やフランス語など多数の言語で書かれたメッセージと、記号、数式、絵などが暗号のように描かれており、非常に意味深なものになっていました。さらに11日には30秒ほどのミュージック・ビデオの予告映像となるものが公開され、全身タトゥーペイントに彩られた彼女の動く姿を披露。同深夜には彼女の直筆レターも公開され、『今回のアルバムの準備をしながら本当に緊張してばかりでした。うまくやりたいという気持ちがあまりにも大きくて、毒になる寸前でした(涙)。でも、私もたくさん参加したアルバムなので、後悔などありません。そして、色んな面で挑戦や変化を試みました』などと心境を綴り、ファンとしては、いやがうえにも期待は高まるばかりです」(K-POP事情に詳しい音楽ライター)
注目はやはりそのサウンドだろう。KARAでは、10代や20代の層を狙ったキャッチーでポップな曲調が主流だったが、くだんの予告映像のそれを聴く限りは、彼女の囁くようなヴォイスが印象的。ダークながらも妖艶で官能的な音の世界が展開され、ティーン向きとは到底呼べないものになっている。14日には第2弾の予告映像が公開予定で、そこではさらに違ったサウンドが聴けるとのことだが、KARAの路線とはきっぱり訣別したかのような方向性には、戸惑うと同時に、潔さ、清々しさすらも感じてしまう。