「日本人の感覚では常識はずれのことも、ハーフであれば許されるというのが、ハーフタレントたちの強みです。年上の人に対するタメ口や自由奔放な振る舞いといったものが、まさにその一例といえます。ただ、そんな強みもあまりにも度がすぎると、ひんしゅくを買ってしまいますから、バランスが大事になります。今年の夏に岡田さんは『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)に出演したのですが、その際には司会を務めるバナナマンに対する態度が大きすぎるとして非難を浴びていました。日本人と中国人のハーフということで、日本人離れした見た目ではないため、受け入れられなかったのかも。ただ、今回の『ジマング』でもそうでしたが、『世界番付』などではきちんと敬語を使うシーンも見られますので、ハーフを前面に押し出していこうと考えているわけではないのでしょう。天然タメ口キャラはすでに大勢活躍しているため、やはり知的な面を売りにしたほうが懸命なのでは」(芸能関係者)
モデルとして活動しながらも、最近になってテレビへの露出が増えてきた岡田は、ハーフタレントというものを意識しすぎて『アンビリバボー』で“タメ口”になってしまったのかもしれない。しかしバッシングを浴びてすぐに修正するところはさすが。その頭の良さは芸能界を生き抜く上で大きな武器となるだろう。抜群のスタイルで、ファッションモデルながら週刊誌や青年コミック誌でグラビアも披露している岡田。ボリュームのあるおっぱいと長い足は男性視聴者の目を釘付けにする。個性豊かなハーフタレントが揃っている今のバラエティ界で、彼女がどんなキャラクターで抜け出すのか楽しみだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)