浜崎あゆみ、椎名林檎らが参加する宇多田ヒカルのカバーアルバム“13の解釈”はファンに受け入れられるのか?


「2010年からアーティスト活動を無期限休止し、現在“人間活動”に専念している宇多田には、ファンから活動再開を待ち望む声が多く寄せられています。今回の新たな試みはファンにとって喜ばしいことではありますが、カバーアルバムということで発売後は賛否両論を呼びそうですね。シンガーソングライターという括りで13組のアーティストが集められたようですが、宇多田の楽曲は難しい曲調のものも多いですし、もしも原曲の世界観を悪い意味で壊すようなアーティストがいれば宇多田ファンから大バッシングを受ける可能性が高いでしょう。これはどのカバーアルバムにも言えることですが…。ただ、徳永英明(53)が中島みゆき(62)の『時代』などをカバーして大ヒットを記録したように、カバー曲を通じてアーティストが再ブレイクしたケースもありますし、参加アーティストたちにとっては大きなチャンスになると思います。特に、最近では新曲の売り上げ不振が叫ばれ、ゴシップネタばかりが話題になる浜崎はなんとかこれで名誉挽回できるといいのですが」(芸能関係者)

 さらに、今作の発売日には宇多田のベストアルバム『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1&2』の24bit/96kHzのハイレゾ音源(スタジオ音源に近い高音質の音楽データ)も同時リリースされるという。

「『First Love -15th Aniversary Edition-』の発売時には『高音質で宇多田の楽曲が聴ける』とのことでファンはたまらない様子でしたが、今回ハイレゾ音源がリリースされれば『過去の曲もいいけど新曲が早く聴きたい』との声がさらに高まることが予想されます。来年には彼女の“人間活動”も5年目という節目に入りますから、何らかの動きがあるかもしれませんね」(同)

 13組のアーティストたちによって、彼女の楽曲はどう解釈されるのか。そして、それらはファンにどう受け止められるのだろうか…。
(文=サ乙)

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