そんな堀北同様、注目を集めているのが、今年放送されたNHKの朝ドラ『花子とアン』でヒロインの友人役を好演した注目の若手女優・高梨臨だ。
初めてナースを演じるという彼女は、もちろんナース衣装も初お披露目。しかし、ほかのキャストよりひときわ短いスカートで美脚を披露する姿は、いかにも様になっている。そんな高梨がドラマの中で演じるのは“肉食系のナース”とのこと。抜群のプロポーションをナースコスで包んだ彼女が、男たちを誘惑する様子は想像するだけでも楽しみだ。
「スカウトがきっかけで2005年に芸能界デビューした高梨さんは、当初アイドルとして活動していました。しかし、なかなか芽が出ないことから女優業へとシフトしたようです。しかし2008年に乙一原作の映画『GOTH』でヒロインに抜擢され、2009年から2010年まで放映された特撮テレビドラマ『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)でメインキャストを務めましたが、一般的な知名度を得るまでには至りませんでした。2011年1月放送のバラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演した際には、『あの可愛い子は誰だ?』と話題になったものの、それは同時に彼女の知名度の低さを浮き彫りに。ただ、どんな現場であっても肩書きに関係なく丁寧に挨拶する彼女の姿はスタッフの間でも評判で、業界内では数年前からはブレイク候補の1人として名前が挙がっていました」(業界関係者)
すでに10月に放送された特別ドラマ『ヒガンバナ~女たちの犯罪ファイル』(日本テレビ系)で共演している堀北と高梨。その中で2人は、毒舌女刑事とゆとり世代の巡査という対照的な役柄を演じていた。新ドラマでも、2人の役柄は、玉の輿を夢見る新米ナースと肉食系ナースという具合に真逆の印象。ドラマの展開も気になるが、美女ナースの競演からは目が離せそうにない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)