1990年代、グラビアクイーンとして一世を風靡したタレントのかとうれいこ(45)が、9日に放送されたバラエティ番組『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演。11年ぶりに復帰したものの、「今の芸能界にイマイチついていけない」と告白した。
かとうは2001年にプロゴルファーの横尾要と結婚し、事実上芸能界を引退。2003年に長女を出産するも、その後、復帰することはなく主婦業に専念していた。しかし2012年に、かつて所属していた芸能事務所・イエローキャブの社長だった野田義治氏が現在会長を務めるサンズエンタテイメントに入ると芸能界に復帰を果たし、バラエティ番組を中心にタレント活動を行っている。
『有吉反省会』の中でかとうは、最近のバラエティでは「スタッフがみんな年下で」「暴露話」を求められることが多くて馴染めないと心境を吐露。実際、これまでに出演した番組では、何度も「ナインティナインの岡村隆史に言い寄られた話」をネタにしているとのことで、今後の芸能活動への不安を覗かせていた。
「多くのグラドルを抱えていたイエローキャブの出世頭として、ブレイク時のかとうさんはレギュラー番組を7本持つなど大活躍でした。しかし当時のバラエティではまだ“番組の華”という立ち位置がありましたからね。かとうさんはそういった意味でキャスティングされていたと思います。今では、その“華”もトークができなければいけません。それだけ予算に制限があり、芸能界も厳しくなっているといえます。11年ぶりに復帰したかとうさんにとっては、それが一番驚いたことで、同時に不安につながっているのかもしれない」(芸能ライター)
当時のイエローキャブのグラドルの中には、MEGUMI(33)や小池栄子(33)など、バラエティ力の高いタレントも多い。しかし、そんな中にあって、かとうとバラエティが強く結びついている印象は薄い。そんなかとうがなぜ最近のバラエティに馴染めないとわざわざ語ったのだろうか。