そのユニークな内容だけでなく、視聴者の注目は「奇跡の40代」の共演にも集まっている。某巨大掲示板では「永作博美と石田ゆり子 どっちがいい?」というスレッド名で激論が交わされ、週刊誌上でも「永作博美VS石田ゆり子 NHKドラマ『さよなら私』W主演で“どっちとしたい?”大論争」などと書き立てられている。
「ネット上では双方のファンがコメントをぶつけ合い、さらには『付き合うなら石田 結婚するなら永作』などと勝手な妄想も書き込まれています(笑)。これだけ議論が紛糾するのも両者の魅力の高さを裏付けているといえるでしょう。永作は消費者金融のCMに出演したことで好感度が下がったともいわれましたが、それをカバーするだけの可愛らしさと美貌を同ドラマで見せつけた。一方の石田も同ドラマでセクシーなベッドシーンを披露し、こちらも男性視聴者のハートをがっちりつかんでいる。同じ『奇跡の40代』といっても、可愛い系の永作と美人系の石田ではタイプが違うため、どちらがいいかという論争の答えが出ることはないでしょうね。このW主演を企画したドラマ制作陣の慧眼はさすがです」(週刊誌記者)
この2人以外で唯一10%以上の得票を獲得したのは、3位に入った元JUDY AND MARYのYUKI(42)。こちらもネット上で非常に人気が高く、夫の真心ブラザーズ・YO-KING(47)と結婚後に3人の子どもを生んでいるが、バンド時代と全く変わっていない「劣化のなさ」が高評価されている。
「最近はネット上で『老けてきた』と指摘されることも多くなったYUKIですが、40代でジュディマリ時代と変わらないキャラクターを貫いているだけでも十分にすごい。ロリータ的なファッションでも全く痛々しさはなく、こちらも『奇跡の40代』と呼ばれる価値がある。独身時代のYUKIは男性関係がハデなことで有名だったのですが、結婚して落ち着いても老け込まないのは立派です」(前同)
3位以下は深津絵里(41)、森高千里(45)、檀れい(43)、鈴木杏樹(45)、相田翔子(44)、宮沢りえ(41)、篠原涼子(41)と続いているが、やはり人気は永作、石田、YUKIのトップ3が突出しているようだ。
一般でも「美魔女ブーム」が巻き起こっているが、男性目線から見ると疑問符がついてしまう。そんな中で若々しさを保ちながら男性からの人気も高い彼女たちの魅力は、やはり別格といえそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)