染谷といえば、映画『ヒミズ』『悪の教典』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた新進気鋭の有望株。9歳のころから映画やドラマに出演しており、わずか22歳にして出演作品は50本を超える。最近も今月29日公開予定の映画『寄生獣』や来年1月公開予定の映画『さよなら歌舞伎町』など話題作に立て続けに出演し、どこか影のある独特の雰囲気で唯一無二の個性派俳優の地位を築いている。
一方の菊地は、06年にブラッド・ピット主演の映画『バベル』で聴覚障害の日本人女子高生を熱演し、米アカデミー賞にノミネートされたことで一躍ブレイク。その後も『パシフィック・リム』『47RONIN』などのハリウッド作品に出演し、世界を股にかけて活躍中だ。
才能あふれる俳優と女優が惹かれあうのは自然なことのような気もするが、気になるのは年の差。いくら染谷が才能ある俳優だといっても、40代のハリウッド監督と付き合っていた菊地にとってみれば、自分より10歳以上も若いオトコは物足りないのではないだろうか。
「染谷くんは若いのに博識で昔のこともよく知っていて、特に映画や音楽などのサブカル的な知識がハンパではない。モノの見方も非常に独特で世代を感じさせず、男女問わず年上に可愛がられるタイプなんです。『将来が楽しみ』という意味でも、菊地さんがゾッコンになるのは理解できますね。染谷くんも同世代の女の子では話が合わないため、年上の女性が好みのようです。ただ、いくらお似合いといっても路上でベロチューは若干はしゃぎすぎな気もしますが…(笑)」(映画関係者)
染谷の独特の魅力はファンだけでなく、年上の国際派女優まで夢中にさせてしまったようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)