一方、村本の売名行為の標的とされたベッキーであるが、熱愛報道はこれが初めてではない。EXILEのMAKIDAI(38)、オードリーの若林正恭(36)など、度々名前が挙がっており、ネット上では「隠れ肉食系」という噂も絶えない。今回の報道に関しても、「結局誰が本命なんだ?」「芸人好きは本物なのか」「アピール強すぎ」などといったコメントが寄せられている。さらにこうした声が高まるようであれば、ベッキーサイドとしても今後の村本との共演に慎重にならざるを得ない。下手をすれば共演NGという事態も考えられるが、それだけの危険を犯してまで村本が「捨て身の売名」をするだろうか。あるお笑い関係者は、村本の売名行為だと言い放った吉村についてこんな指摘をする。
「吉村は大きなレギュラー番組もなくなり、実際の自分が破天荒でないことも知られ始め焦っています。本当の落ち目は吉村といえるでしょう。そんな危機感を抱いていた吉村にとって、村本との絡みで話題を振りまける状況は『おいしい』と思うところがあり、彼とのやり取りで“破天荒”キャラを取り戻そうとしている節があります。ゲスキャラが行き過ぎて本当に村本が業界的に干されてしまったら吉村にとってもかなりの痛手でしょう。今回はお笑い方面から『売名だ!』と切って捨てることで、『吉村が村本のフォローに回った』という見方も多いです」
今回の報道が売名だったかは定かではないが、同じ芸人から売名と指摘された村上への非難は避けられない。またベッキーとすれば、たとえ熱愛が本当だったとしても、好感度の低い村本との密会は自身の人気低迷につながりかねない。そして2人に絡む姿が必死すぎた吉村。今回の“キャリーバック騒動”では、どうやら誰も得をしなかったようだ…。
(文=阿部紙袋)