ざわちんにヘアヌード写真集のオファー!? ファンタジー溢れる、そっくりさんヌードの魅力とは


 角川映画でデビューし、カリスマ的な美少女として人気になり、最近ではNHK連続テレビ小説『あまちゃん』で再ブレイクした“薬師丸ひろ子”のそっくりさんが、薬師丸ひろ美。彼女は作品中でロストバージンしてしまうという、1989年の『処女喪失 Part6』(ダイヤモンド映像)でデビューした。男性経験のないままデビューしてしまったせいか、その後の作品もカラミシーンで反応がほとんど見られず、“マグロな女優”として有名になってしまった。

 ざわちんがブレイクしたのは板野友美(23)のそっくりさんメイクだったが、彼女が所属していたAKB48のように人気だった昭和のアイドルグループ「おニャン子クラブ」のそっくりさんAV女優もいた。会員番号4番の“新田恵利”のそっくりさん新田恵美だ。彼女は1986年に別名でデビューした後、次作『絵美の本番』(KUKI)で改名。前述のAV女優たちと比べても抜群のそっくり具合で、アイドルAV女優として活躍。トップ女優ばかりが登場するアテナ映像の「セクシーメイツ」シリーズに何度もゲスト出演したり、正統派美少女AVメーカー・宇宙企画作品にも出演していた。また、 ピンク映画にも出演し、日活ロマンポルノの出演女優で編成された「ロマン子クラブ」の会員番号1番としても活動した。

 ちなみに、AV女優以上に芸名をもじって使われていたのが風俗業界だ。風俗誌や店頭に飾られているパネルには、どこかで見たようなアイドルの名前が並んでいたものだった。しかし、こちらは残念ながら筆者が身銭を切って遊んだ限りでは、期待ハズレの名前負けした嬢ばかりだった。

 最近は芸能事務所の締め付けが厳しいのか、そっくりさんAVを見ることが少なくなった。実際のアイドルがAVデビューしてしまうことが、そっくりさんAV女優の需要低下の理由かもしれないが…。旦那が逮捕されたことで、元モーニング娘。の加護亜依がヘアヌード写真集やAVに出演するのではないかと、まことしやかに噂される時代になってしまった今、現実がファンタジーを追い越してしまいそうだ。
(文=坂上五郎)

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