今週、自身3枚目のイメージDVD『微熱時代』のリリースを控えた宇佐美りお(17)。たった7カ月というキャリアでありながら、3枚のDVD撮影や精力的に取り組む撮影会で確実に実力を付け、過去には『ミスヤングチャンピオン2014』候補生に選ばれた経歴を持つ。一部のファンからは『ポスト川村ゆきえ』とまで囁かれており、グラビア業界に新たな旋風を巻き起こしつつある逸材だ。
そんな彼女のイメージDVDは1作目、2作目とリリースするたびに話題を呼んだ。極小水着での接写や緊縛の尻叩き、極細ハイレグレオタードでのオイル塗りなど17歳とは思えない大胆な内容。ネット上では「思った以上にエロくてエグい!」「接写した時の毛の生え際がたまらない」「こんなに割れ目を見せてくれる17歳はいない」などと興奮の声が寄せられている。果たして3作目はどのような出来になっているのか…。その過激さに期待している人も多いだろう。
「17歳でここまで大胆な事をやってのけることができるのは、何か理由があるに違いない」そう思った著者は、本人のインタビューを敢行!「事務所に騙されている説」「過去にトラウマがあった説」「ド変態説」など、今の彼女を作りだしている本性にさまざまな仮説を立てつつ、話を聞いてみた。
■まだまだ成長過程の17歳! DVDで見れるその姿とは?
──今週末になりますが、3rdDVDの発売、おめでとうございます。1st、2ndのDVDも拝見させていただいていますが、実際にお会いすると印象が違いますね。
宇佐美りお(以下、宇佐美):8割くらいの方からはDVDより実物の方がかわいいって言っていただけるんです(笑)。最近、ファンの方に「顔が変わったね」ってよく言われるんです。人間、成人までは日々成長していくんだと思いますね。そんなにお化粧を変えているわけでもないですから。あと私は顔を見る角度によっても雰囲気が変わるんですよ。右から撮られると幼く見えて、左から撮られると大人っぽく見えるみたいな。個人的には左から撮られることが多いですが、2ndは右から撮られることが多かったですね。だから、DVDによってもいろんな雰囲気を楽しんでいただけると思います。
──3rdDVDはこれまでのジャケット写真と印象が違いますよね。
宇佐美:私は笑顔が下手くそであまり笑うイメージないと思うんですけど、がんばって口を開けて笑ってます。自分の笑った顔が基本嫌いなんです。アイドルらしくないですよね。今回のジャケットに関しては、どうしても1st、2ndより年を取って幼さがなくなってしまっているので、『幼さ』をテーマにしてみた感じですね。髪型や髪の毛のボリュームだったり、表情だったりを今までにないような作りにしています。
──なるほど、ちゃんと作品ごとに変化をさせているんですね。今後は、しっとりしたDVDなども面白いかもしれませんね。りおちゃんの落ち着いた雰囲気なら、檀蜜さんのようなエロスを目指せる気がします。
宇佐美:う~ん。そういった“しっとりした作品”は来年かな? まだ17歳なので、今は若々しさを出したものにしたいですね。いろんなことに挑戦していきたいという気持ちはあるんですけど、18歳になってからでもできるかなって。今しかできないことをやっていきたいですね。ただでさえ大人っぽくみられるのに、18歳になってから制服を着ても、違和感持たれてしまうかなって…。DVDなら、浴衣とか、旅館の部屋着みたいなのではだけてもHな雰囲気ですよね。それこそ、部屋に2人で旅行してる設定で撮っても面白いかもとか。
──浴衣は似合いそうですね。男の妄想が膨らみます。次回はここで撮りたいなんて場所はあるんですか?
宇佐美:京都ですかね。京都で花魁をやってみたいんです! 京都なら、秋の綺麗な紅葉の季節なんかだときれいに映っていいですし、花魁ならちょっとはだけてセクシーに見せられそうですからね。でも、DVDではないかな。やっぱり(画的に)もたないんですよね。ファンのみなさんが見たいのはやっぱり小さい水着なのかな。
──グラビアやってる方って、南国の海に憧れるのかと思ってました。
宇佐美:私、暑いのが苦手なんですよ(笑)。あと、海とかプールってあまり行ったことがないので何をしていいのか分からなくて。よくあるイメージDVDのように、水をちゃぷちゃぷしてればいいのかな。
──なるほど。ファンの方が期待している映像を理解してらっしゃるんですね。これまでの作品自体がすでにかなりハードですが、要望がより大きくなっていくんじゃないですか?
宇佐美:それはそうですけど、私は今できる精一杯のことをしているつもりなので満足いかなかったら飽きられて当然ですよね。露出を求められたら他のアイドルさんに流れてしまっても仕方ないなって。ただ、私は出来る限りの要望には応えたいですし、言われたことは精一杯頑張ります。
──今回の最新DVD『微熱時代』の中で、男の妄想を掻き立てるような「ソーセージ」「乳液」などのアイテムが使われていますが、あれについてはどう思っているのですか?
宇佐美:言われた通りにやりました(笑)。ファンの方がそういった妄想を膨らませられるのであれば…。私も何を妄想しているかはなんとなく理解していますよ(笑)。ただ、そのシーンのパッケージ写真を小さく載せると写真が小さすぎるので却ってそういう風にしか見えなくて(笑)。あんまり大きくしないように気を使ってくれたのはうれしいんですけど…。
──これまでリリースされたDVDを見ていると、グラビアアイドルとしてなかなかできない過激な事を次々にやってのけていますが、逆にNGな事とかはあるんですか?
宇佐美:「M字開脚」はNGと事務所から言われています。でも体育座りをリクエストされてから片足だけ立て膝ついてって言われると結局はM字っぽくなって意味ないですよね(笑)。
──DVD以外でも、撮影会とかで求められるポーズとかはありますか?
宇佐美:見えそうで見えないみたいなちょっと股間が気になるポーズが多いかな。顔をメインに撮ってくれる方もいますけど、そのお客様がお尻フェチかおっぱいフェチか分かっちゃうのでなるべくお応えしようと頑張ります、本当は恥ずかしいですけど。
■過激なことにも果敢に挑む宇佐美りお、その正体とは
──まだ芸歴が短いのに、すごく自己分析ができているし、ファンの方の心理も理解しているんですね。気になるのはやはり露出の部分。普段から露出の高い服を着たりしているんですか?
宇佐美:いやいや、普段はちゃんとした服着ますよ(笑)。露出が高い服を着ているわけでもなくて、むしろ友達の方が露出の高い服を着ているなんてこともよくありますよ。
──そうなんですね。それならなおさら不思議ですね。なんでそんなに恥ずかしげもなくあんな過激な衣装で撮影できるのか…。そもそも、芸能界に興味はあったんですか?
宇佐美:なかったですね。もともとクラスでも全く目立たなくて人前に出たくないタイプだったんですよ。今でも目立ちたいとか全然思いませんし…。まず、人と話したりするのが苦手なんです。ちやほやされたい訳でもなかったですし。元々は今の事務所にいる子から「コスプレできるよ!」って言われて紹介してもらったのがきっかけですからね。
──そんな理由でグラビアデビューなんですね(笑)。DVDの撮影時に、「水着小さすぎない?」とか「過激すぎない?」って思いませんでした?
宇佐美:ちょっとギャラが上がるんです(笑)。水着を出されて自分ができることはやるし、できない事はできないって言えます。「これは“まだ”無理かな」っていうのもありますけどね。
──すごい割り切り方ですね! と言うか、こんなこと原稿に書いていいんですかね(笑)。
宇佐美:何でもいいですよ。もう、お好きなように(笑)。私、結構頑固なんですよ。だから、いいことはいいって言いますし、嫌なことは絶対に嫌って言うので。
──いやぁ。でも気が引けちゃいますよ。それにしても、今の発言とかも17歳に見えませんね。年齢の割にほんと落ち着いていると言うか、動じないと言うか…。
宇佐美:ネットで30歳なら付き合ってるとか言われてます(笑)。
──ちょっとわからないので単刀直入にお尋ねしますが、どんな人生歩んできたら、そんな落ち着いた性格になれるのか知りたいんですよ。
宇佐美:特段なにも…。普通の人生ですよ。でも、同年代の人と話す機会があまりなくて、ファンの方や関係者の方のような大人の方と接する機会が多いので、大人っぽく見えるんですかね?
──両親は、今の仕事の事を知っているんですか?
宇佐美:知っていますよ。全然大丈夫です。両親は干渉しないので自立して迷惑がかかることをしなければ特に何も言われません。ちゃんと仕事としてやっているという事を理解してもらえているので。
──そうなんですね。そこまでしっかりしてたら、男を見る目もしっかりとしてそうですけど、どうなんですかね?
宇佐美:どうなんですかね~(笑)。でも、誰かとお付き合いするとしても、私はあまり干渉しないと思います。自分は自分、彼は彼で。付き合うとしても今のスタイルは変わらないかと思いますね。
──なんか想像できます(笑)。ちなみに、どいうった男性がタイプなんですか?
宇佐美:やっぱり自分にないものを持っている人ですかね?でも、自分でもよくわからないんですよ。「どういう人」って言いきれるものがなくて…。
──う~ん。これまで生きてきた中で関わりの深い両親や男性経験から今の宇佐美さんが出来上がっているというわけでもなさそうですね。では、今までで大失敗とか、すごく恥ずかしかった経験とかってあるんですか?あそこまでハードなDVDを出しているとなると、逆に恥ずかしいことを知りたいです。
宇佐美:全部恥ずかしいですよ(笑)。すみません、本当に引き出しがなくて(笑)。でもDVDに関しては、ある程度ハードな事も仕方ないかなって。ファンの方を飽きさせないようにしなきゃって思ってますね。
──でも、見ている方は、少なからず、「事務所に騙されているんじゃないか」とか「多額の借金を抱えているんじゃないか」とか想像してしまうのでは?と思っているのですが、どうなんですか?
宇佐美:それは全然ないですよ。「やらされている」というより、できる範囲で精一杯やってるだけなんです。私は自分に自信がないから「フルバックしかはきたくない」「接写はしないでほしい」とか強気に言えなくて。そんなに脱がなくても見てもらえたらいいんですけど(笑)。友達にも「騙されているよ」とか言われるんですけど、「じゃあ一回来てみて」って言いますね。全然騙されてないですから、むしろ一緒に活動できる子が増えたらいいなって。
――ファンの方からは、かわいいとかきれいとか言われると思いますが、でもやっぱり脱いでほしいって言われると思いますか?
宇佐美:私自身は自分がいいなんて全然思ってないですけどファンになってくれた方の期待には応えてていければうれしいです、でも限度はありますよ(笑)。