■DVDに集約された丸果尻ワールド
――先ほど、今作は前回ほどセクシーではないと言っていましたが、それでも他のグラドルを圧倒するほど十二分にセクシーだと思います。どのようなシーンがあるのか、解説をお願いします。
丸果尻:今作は、私扮する女子高生が誘拐され、いろんな屈辱的なことをされるという内容になっています。まず、初めは屋根裏部屋に監禁されるんですけど、そこで男性からふとももを触らされたりなどのちょっとしたイタズラをされるんです。
――まるで、夜這いみたいですね。
丸果尻:その時に「キャー、ヤメテ!!」ってセリフがあるんですけど、この「キャー」という悲鳴がカットされました。
――えっ?
丸果尻:監督に「キャーって言ってみて」って言われて、悲鳴を出してみたら、「止めよう」って言われてビックリした顔だけになりました。
――悲鳴がNGなんて話はあまり聞きませんね。出しやすいというか…。
丸果尻:セリフじゃないのにね…。叫び声もダメだったみたい…。勉強しようと思います……。
――変な凹み方してますね(笑)。声なしで顔だけで怖いという表現ができるんですから、声まで付けることができたら、表現力がさらに広がるかもしれません。さて、次は『セーラーふんどし』についてお願いします!
丸果尻:このシーンは初め、セーラー服を着て首輪も付けられました。そのまま、牛乳をペロペロさせられているんです。そして、お腹いっぱいになったからトイレに行きたくなるんだけど、行かせてもらえずにおもらししちゃう。そしたら、綿パンを脱がされて、ふんどしを履かせられるっていうシチュエーションです。
――ふわぁ、マニアックですね~。その後、ふんどしにセーラー服姿で屋敷を掃除させられていましたが…。
丸果尻:ふんどしは流行っているらしいですよ。普通に女の子が履くんですって。絶対ウソって思っていたんですけど、本屋さんにそういう本が置いてあったんですよ! なので、ふんどしも持っています。履いていないですけど。
――本当にウソつかないですね(笑)。あと、レズキスというのもあります。
丸果尻:同じ事務所に現役の女王様である、ハララビハビコさんという方がいらっしゃいまして、その方にお相手してもらいました。でも高校生の頃、女子と付き合っていたので、その時に比べると軽いなぁって感じです。本当のレズキスはDVDよりもカゲキだったよなぁって、当時を思い出しましたね。
――今度は是非、本物のレズキスを披露してもらいたいです。さて最後が『羞恥インタビュー』ですね。
丸果尻:これは、海のビーチで、さまざまな質問事項に対し、拡声器を使い答えるというものです。収録した時は、一般人の方がたくさんいました。
――結構キツイですね…。
丸果尻:楽しかったです。普通に質問に答えただけです。
――どのようなことを聞かれたんですか?
丸果尻:オナニーの回数とかですかね。
――人前で言っちゃいけないことですよ!
丸果尻:そうなんですよね。こういうのを恥ずかしがらないとダメなんですよね。美輪明宏さんも「乙女は恥ずかしがらないとダメ」って言っていたんで、生活を改めようと思っているんです。恥ずかしいことがあったほうが乙女になるんですって。
――恥ずかしがることを増やすっていうのが、まずいろいろと違う気もしますが…。ちなみに具体的には?
丸果尻:家でのパジャマは、ピンクにする! 灰色のスエットを着たら恥ずかしいと思うようにする。あと、外に行くときに、背筋を伸ばしてヒールで歩けるようにならなければ恥ずかしいって思うようにします。そういう女の子っぽいことをやるんです。私は中身が親父で、焼き鳥屋を巡ったりするのが大好きなので、もっと洗練された乙女になりたいんです!!
――…頑張ってください、としか言えません(笑)。