13年ぶりに連続ドラマとして復活し、今年最大のヒットとなった『HERO』(フジテレビ系)。当初は「焼き直し」「今さら…」などと批判もあったが、フタを開けてみれば平均視聴率は20%を越え、最終回は瞬間最高視聴率が25.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
この大成功は主役の木村拓哉あってこそだが、同等に貢献したと評価されているのがヒロインを務めた北川景子(28)だ。前作で同役をこなした松たか子がスケジュールの都合から出演を拒否したことで急遽白羽の矢が立ったが、これは当然ながら相当なプレッシャー。放送前には、このドラマにおける松のイメージが強いため、代役に抜擢された北川は「損するだけ」といわれていたほどだ。
そんな業界評をくつがえし、高視聴率の立役者となった北川。さぞ評判が上がっていると思いきや、さっそくバッシング記事に見舞われている。一部週刊誌に「わがまま女王様」といった見出しで、「女性スタッフに対して愛想が悪く、男性スタッフにだけデレデレしている」と書かれ、ドラマ関係者から不満の声が上がっていたと報じられたのだ。
記事によると、北川は「女性同士の付き合いが苦手で、周囲の男性からチヤホヤされたい“お姫様願望”の強い女性」で、性別によって態度を激変させる性格の持ち主の様子。マネジャーも男性限定で、ヘアメイクやスタイリストが女性だと不機嫌になるらしい。そんな彼女のせいか、大ヒットにもかかわらず『HERO』の打ち上げはギスギスした空気に包まれ、夜10時にはお開きになってしまったという。
北川といえば、これまでジャニーズの山下智久や俳優の向井理、バレエダンサーの宮尾俊太郎や関ジャニ∞の錦戸亮など、数々のイケメンと浮名を流し、芸能界屈指のモテ女としても有名。それでいながら「家にいるときはジャージ」「自宅はシンプルな部屋で女性的なインテリアは苦手」という一面や、男性並みの大食漢で酒豪としても知られ、「週一で焼肉」「大好物はとんこつラーメン」と公言する飾らない性格は、あれだけの美形でありながらサバサバ系で親しみやすいと男性受けがいい。