畑山は先月29日に「破局会見」を開いており、その席上で「これまで恋愛経験がなかったので時間をいただいて悩んで返事をした」「デートというのが何をするのかがわからないけれど、食事とか喫茶店に連れて行っていただいた」などと純情アピール。さらに「売名行為と言われるのもちゃんと覚悟していた」と抜かりなく先手を打ち、もてあそばれた末に売名と騒がれる“悲劇のヒロイン”のように振舞っていた。
しかし、このとき集まった報道陣の反応は冷淡。ただでさえ「元AKB」の肩書きが芸能界であふれているのに、畑山はAKBが本格ブレイクする前に卒業してしまったクチ。そもそもの知名度もないのに竹田氏との交際にかこつけて会見を開いたり、テレビ出演している時点で「売名は否定しがたい」という見方が大勢を占めていた。
華原と破局した直後に15歳も年下の女の子に粉をかけた竹田氏の節操のなさも問題だが、それを巧みに利用しようとした畑山の事務所も狡猾。まさにキツネとタヌキの化かし合いのような茶番が繰り広げられていたといえそうだ。
「もっと巧妙で面白みのある茶番ならいいのですが、これは売名がバレバレで視聴者もマスコミも興味半減。また、畑山がテレビ出演しても今回のように矛盾が明らかになるばかり。話題づくりで知名度を上げたことは上げたのでしょうが、視聴者の印象は悪くなる一方。製作スタッフにとっても、また番組に呼びたいと思えるようなキャラクターではなく、自分で自分の首を絞めるような結果になりそうです。売名でもしなければ日が当たらないというのは理解できるのですが…」(テレビ局関係者)
かつては「元AKB」というだけで希少価値があったが、いまや本格ブレイク後の人気メンバーだった篠田麻里子(28)や板野友美(23)らは凋落の傾向があり、センターだった大島優子(25)ですら必死に「脱げる女優」をアピールして芸能界で生き残ろうとしている。畑山のように知名度のない「元AKB」が話題づくりに走るのは無理もない話だが、そのやり方次第では反感だけを買い、余計に芸能生命を短くすることになりかねない。それよりも地道に演技力を磨き、女優として芽が出るよう努力したほうが賢明に思えるが、そうもいかないのが芸能界の厳しさなのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)