女優・市川由衣(28)の過激な濡れ場披露で、依然、立ち見が出るほどの大ヒットを記録中の映画『海を感じる時』。ヌードになった決意や迷いについては、すでにインタビューなどを通して彼女の口から語られているが、実はほかにも隠された理由があるという話をご存じだろうか。その知られざる真相とは?
『海を感じる時』は、彼女にとって8年ぶりの単独主演となる作品だ。市川演じる主人公の少女・恵美子が、池松壮亮(24)演じる一人の男性と出会い、大人の女性へと目覚めていくという内容で、原作では多感な少女期の性体験が赤裸々に描写されているため、過激な濡れ場は必要不可欠だったが、彼女の言葉によれば、「1カ月悩みに悩んだ末、恵美子という役柄に惹かれて」出演を決意。その過程で、唯一相談したと言われるのが3歳年上の姉であり、「やればいいじゃん。役者だし」という強い後押しのもと、本番に臨むことになった経緯がある。
「ご覧になった方はわかると思いますが、濡れ場の際は、両手をガムテープで縛られたり、ネクタイで目を覆い隠されたり、行為は過激そのもの。アイドルでデビューして以来、これまで正統派の女優路線をひたすら歩んできた彼女がよく引き受けたな…というのが率直な感想であり、さらに、よくぞここまで大胆に演じてくれたというのが偽らざる実感です。ただ、そんな彼女の体当たり艶技が見られるとはいえ、製作会社や映画館もここまでのヒットを記録するとは夢にも思わなかったはず。彼女始め、出演者の熱演と内容がうまくリンクした結果でしょうね」(映画ライター)
もう一つ彼女の言葉を借りれば、「いつも同じような役に偏っていた」ことに気づいたという側面もあったとか。女優を続けていく上で、なんとしてでもそのマンネリズムを打破したかったということであり、飽くなき挑戦には感服させられる次第。同時にファンとしては、改めて、彼女の決意、ひいてはお姉さんの後押しに感謝したいところでもあるが、実は、彼女がこの映画に出演することを決めた背景には、もう一つ重要な理由があったのだとか。その辺の事情に詳しい業界通が語る。