謎多き叶姉妹。先月2日に行われた映画『イヴ・サンローラン』の公開記念イベントでも、美香の初ロマンスがささやかれたが、その内容は謎めいたものだった。
イベントの最中、突如、恭子によって暴露された美香の恋愛。恭子によると、美香は現在恋愛中で、その相手は、映画『TOKYO TRIBE』（園子温監督）で共演した鈴木亮平（31）だという。鈴木といえば、2013年に映画『HK／変態仮面』で主役を務めると、その鍛えぬかれたボディと迫真の演技で注目を集め、今年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』ではヒロインの夫役に抜擢。『TOKYO TRIBE』でも主役を任され、現在もっとも乗りに乗っている俳優の1人だ。
「鈴木よ鈴木」と恭子は嬉しそうに声を上げたが、当の美香は少し照れながら頷くだけ。肯定も否定もしない態度を見せていた。しかし鈴木は既婚者であり、そんな彼に恋をしたとなると、やはり叶姉妹の恋愛観では不倫もOKなのだろうか。そんな恋愛観もまた謎めいている。
かつて美香が不倫について恭子に意見を聞いたところ、「結婚というシステムはあまり関係のないこと。いつも自分なりの誠意、思いやり、感謝の心をもとに、個人個人が責任を持って人生をどのように生きるかということ」と言われたとブログの中で語っている。この独自の考え方には賛否両論あるだろうが、自らも実践しているように“自分の人生を生きることが大切だ”という気持ちはよく伝わってくる。そして、冒頭で記した乳首パックも、彼女たちの願う人生を実現させる手段として大切なものなのだろう。なぜなら彼女たちに真っ黒な乳首は似合わないからだ。乳首パック、それは叶姉妹にとって人生を鮮やかなピンク色に染めるものなのだろう。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）
