お笑いタレントの狩野英孝(32)が1日、自身のブログで9月30日に離婚届を提出したことを発表した。離婚の理由については「私の未熟故に軽率な行動や言動が妻に大変苦労かけさせてしまいました」と説明しており、元妻から「一緒にいた時間は無駄ではなかったよ」などと優しい言葉を掛けられたことを明かしている。
この発表はファンにとっても衝撃だった。狩野は3年前の10月、人気バラエティー『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)で、下積み時代から同棲していた3歳年上の一般女性「アツコさん」に公開プロポーズ。番組では入籍を決意するまでの道のりを密着取材するなど、結婚を強力に後押しした。この企画はバラエティーらしからぬ感動巨編になり、思わず涙した視聴者も少なくない。一部ネット上では「あの感動を返せ!」「泣いて損した」などといった声も上がっている。
このプロポーズやドッキリ企画での良い人ぶり、別番組での猛獣を相手にした体当たり企画などが視聴者に受け入れられ、それまで一発屋のイメージだった狩野は「KY芸人」という独自のポジションを確立し、ファン層を一気に拡大した。
ところが、プロポーズした翌年の2月に入籍するもわずか6日後に不倫が発覚。新宿のカラオケ店で合コンに興じ、その中の一人の女性とホテルで一晩を過ごしたと週刊誌に報じられた。ファンが愕然とする中、狩野は自身のブログで「この度は、私の失態によりファンの皆様、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と報道を認め、妻から「明るい家庭に戻れるよう頑張ろう」と逆に慰められたことを明かした。
この時、狩野は「その言葉に感謝し、1日でも早く妻の信用を取り戻すために自分の行動に責任を持ち、改めていきます」と決意を綴っていたのだが…。
「結婚直後の不倫は奥さんも許したようですが、その後も女遊びが絶えなかったようです。『次はない』と言っていた奥さんに隠れて遊んでいたようですが、懲りずに新たな不倫がバレてしまい、ついに奥さんの堪忍袋の緒が切れて別居。今年8月ごろには奥さんとは別の女性とデートを楽しむ姿が何度か目撃され、お相手には『もうすぐ妻と別れる』などと漏らしていた」(週刊誌記者)