さて、二つ目の記事は、女性の胸にある種の“黄金率”が発見された、という話。女性は、胸が乳首より上部が胸全体の45%、乳首より下部が55%を占める比率で、乳首の角度が20度上向きになったものが理想的である、とロイヤルフリー&ロンドン大学院の美容整形外科医、パトリック・マルーシ医師が独自の分析によって導き出したらしい。
その理想的な胸は、マルーシ医師に“招き胸”(beckoning breastを意訳)と命名され、それに該当する代表的な女性としてキャサリン妃と女優・スカーレット・ヨハンソンらが挙げられている。分析を裏付けるアンケート調査でも、調査対象となった1300人の一般人の87%が“招き胸”をもっとも魅力的であると回答したという。
さて、マルーシ医師の元を訪れる豊胸を望む女性の多くが挙げる「こんな胸にはなりたくない」という女性が、皮肉にも、最も理想的な乳首を持つベッカムの妻、ビクトリア・ベッカムであったことを最後にお伝えしてこの記事を締めくくりたい。
(文=ツジエダサト)