キワどい水着を着ることが多いアイドルやグラドルは、V字ラインを剃るだけでは「ハミ毛」の心配があり、完全に脱毛してしまっている人は珍しくない。欧米ではパイパンがスタンダードといってもいいくら市民権を得ており、日本でもハーフ系のモデルなどは「無毛」であることを公表しているケースが多々ある。
だが、指原と峯岸はお笑い系キャラのイメージが強いとはいえ、一応は現役アイドル。国民的アイドルグループの人気メンバーという立場でありながら自身のアンダーヘア事情に言及し、さらにはパイパン宣言したのは是非はともかく“快挙”といえるだろう。
二人にしかできないインパクト抜群の発言であったが、一部では「また男でヤラかすのでは」と心配する意見も上がっている。
「最近の二人はあまり水着になりませんし、そんなにアンダーヘアを気にする必要がないはず。それなのにパイパンになったということは、見せる相手がいるということでは…。どちらも男関係で痛い目にあったのに、まだ懲りてないんじゃないですかね。タレントとしては面白いでしょうが、ファンとしてはAKBグループのメンバーとしてそういった発言はしてほしくない」(AKBファン)
もはやパイパンまで宣言した二人であれば、新たなスキャンダルが発覚しても“ネタ”に昇華してしまいそうな勢い。だが、それはAKBグループの「アイドル」としての価値を失わせることになりかねない。
良くも悪くもアイドルの価値観を変えているともいえるが、この路線は純粋なアイドルファンからは批判的にとらえられる可能性もあり今後も物議を醸しそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)