カナダからやってきた“爆裂ボディ”アイドル・ケルシー! シンデレラ・ストーリーの行方は…

 ローラ(24)やトリンドル玲奈(22)など、日本の芸能界で活躍するハーフやクォーターのタレントの存在は、もはや珍しいものではない。アイドル業界もそれは同じで、あまりイメージはないものの、秋元才加(25)や大島優子(25)もそうだ。そんな中、1人の外国人アイドルが密かな注目を浴びている。彼女の名はケルシー・パニゴニ(20)。カナダからやってきた奇跡の変わり種アイドルだ。

 読者の中には、この名を初めて聞く人も多いだろう。しかし、彼女のデビューまでの道のりを聞けば、「ああ。あの子か」と合点がいくかもしれない。きっかけになったのは、ある番組での奇跡的な出会いだった。番組のタイトルは、『Youは何しに日本へ?』(テレビ東京系)。来日した外国人を空港でつかまえ、半ば強引に密着取材を行い、その模様を紹介する人気番組である。昨年10月が初来日だったというケルシーは、そこで偶然にも番組クルーと出会い、声をかけられ、いきなりテレビ画面に登場したのだった。

 番組の中で、趣味がコスプレで日本のアイドルが大好きだと笑顔で語ったケルシー。彼女のたどたどしい日本語と愛くるしい笑顔は、日本のアイドルファンたちのハートをキャッチするには破壊力十分だった。そして、憧れていたというメイドカフェで働き始めたケルシーは、さらなる奇跡を起こす。なんと、行動力抜群の彼女は、いきなりアイドルオーディションを受け、見事合格。アイドルユニット「恥じらいレスキュー」のメンバーに選出されたのだ。

 さらに、今年3月に放送された『のどじまんTHEワールド!』(日本テレビ系)にカナダ代表として出演すると、森高千里の『渡良瀬橋』を熱唱し、高得点を叩き出す実力を見せたケルシー。その直後には感極まって思わず涙を流していたが、その姿が、「これは可愛い!」「天使すぎる…」とネット上で賞賛され、さらなる話題を呼ぶことになった。まさにシンデレラ・ストーリーを地で行く外国人アイドル――それがケルシー・パニゴニなのだ。

 来日から1年にも満たない期間でこれだけの快進撃を見せたケルシーだが、勢いはさらに増すばかり。9月26日には初のDVD『ケルシー・パニゴニ 恥じらいケルシー』(竹書房)を発売する予定で、そこではグラビアにも挑戦しているという。

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