※画像:『酔うと出てくるスケベキャラ 葵つかさ』アリスJAPAN
「若者のビール離れ」も徐々に進んでいるようだが、今でも“居酒屋文化”はしっかり根付いている。酒場ライターである吉田類さんばりに、個人経営の居酒屋でじっくり杯を傾けるのが王道だとは思うが、各種の懇親会や合コンなどの際、結局のところてっとり早い会場がチェーン系の居酒屋だったりする。
チェーン店の大きめの店舗には、大抵その種の集まりの場となる数名~十数人で盛り上がれる座敷部屋があるものだが、改めて考えてみれば、なかなか微妙な空間だ。店によってまちまちだが、一定の排他的な性格を帯びていながらも、外から中の様子が多少は分かるという構造になっていたりする、プライベートでもパブリックでもない独特な空間なのだ。
クラブなどと違い居酒屋というのは、基本的に和みやすい雰囲気のユル~い空間なのだが、酒の効能(!?)でいろんなところのユルさも度が過ぎれば、時にこの座敷部屋は非常にスリリングかつエロエロな場所になり得ることも確か。そして、この場所の持つアブなさをフィーチャーしたAVも当然存在する。しかも、なかなか痛快であったりするのだ。最近では『酔うと出てくるスケベキャラ 葵つかさ』(アリスJAPAN)が、実に愉快痛快、なおかつエロかった。