口を模したホール部分からは“舌”がのぞく――新商品はどのようなものを考えているんですか？
「HEPSの本体に高いお金を払ってもらっているので、本体はそのまま使用していただいて、専用詰め替え用ホールなどのオプションセットを増やしていく予定です。現時点では、ソフトな刺激で長時間の使用に最適な『ヘップス ファンタスティック ホール』、強力な締め付けによるハードな刺激の『ヘップス タイト ホール』の2種類ですが、いろいろ楽しめるように商品のラインナップを充実させていきたいですね」
――ホールの耐用回数は、どれぐらいを想定しているんですか。
「個人差はあるでしょうけど、300回ぐらいですね」
――それだけ耐用性があると、すぐに元が取れますね。日本のユーザーの反応はいかがですか？
「おかげさまで好評です。ただ日本のユーザーの方はリクエストも細かいので、勉強になります」
――アメリカやドイツなどにも進出するにあたって、アジアとは違う規格を考えていますか？
「HEPSはマウス型オナホールを謳っているのですが、基本的に人間の口の大きさを想定しています。なので、そこは欧米人もアジア人も、それほど差はないですよね。アメリカのバイヤーさんには大きさについて言われたこともありますし、改良を検討したこともありますが、今のところは現行品で進めています」
女性器の代用品というイメージを打ち破り、あくまでオナニーグッズとして進化を遂げたのが近年の日本のオナホールだった。それに対してHEPSは、マウス型オナホールを謳い、人間の温かみを再現しようと開発を続けている。立脚点から両者は似て非なるものなのだ。
実際にHEPSの使用感はディープスロートに近い感触を得ることができる。人間の口を模した挿入口にローションを注入してペニスをインサートすれば、ニュルニュルと淫らな液体音が響き渡り、可動式の本体を強く握れば中のホールがキューッと締め付けてくる。
新感覚のオナホールを体感したい方は、迷わずHEPSを手に取っていただきたい。新たな快感を得られること請け合いだ。
(取材・文＝猪口貴裕)
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とにかく画期的！
