エロ漫画をおなかいっぱい楽しみたい方に!
杜拓哉『大丈夫な日だから』
普通のエロ漫画って、だいたい16~24ページくらいなんですよ。作品によって差はありますが、ページ数はどれも4の倍数で、平均してそのくらい。
ところが杜拓哉氏の作品は違う。一作品が30~40ページ近くあります。
はい、そうなんです。倍なんです。しかもストーリー部分が長くなっているわけじゃなくて、エロシーンが長くなっているので、それはもう超濃厚にエッチが楽しめるようになっているのが、この作品集『大丈夫な日だから』です。収録されている作品の本数自体はページ数が多いため少なくなっておりますが、一作品ごとがこってり背脂ラーメン状態なので、満足できること間違いなし。
実際にオカズとして利用する時、たいていのエロ漫画は16ページで満足できるように計算されています。しかし、次々にペラペラめくって読む派の人だと、クライマックスが合わなくてもう一度戻ったりしなきゃいけなかったりするんですよね。これが、40ページ近くあれば、安心してめくりながらクライマックスに合わせられます。逆に「濃厚すぎる!」と感じる日もあると思いますので、お好みに合わせて使うのがベスト。20ページのエロ漫画慣れしている人には、一度このボリュームは味わっていただきたいです。
加えて、濃いんですよ。ぼくは特に着衣エッチよりも全裸派なのですが、この作品集は全裸シーンがとにかく多い。セックス中はもちろん、1ラウンド終了後、複数人プレイが多いためちょっと間があるんですが、全裸で男女が過ごしている状況をきちんと描いているのが、たまらなく淫猥なんです。ああ、非日常に足を踏み入れてるんだ……という感覚。
セックスシーンもかなり独特。性器と性器内部がかなり細密に描かれているので、視覚的に見ているだけでもかなり脳髄にキます。
この作家さん最大の特徴だと思うのですが、とにかく勃起したチンコがキンキンに固そうで、紅潮している少年たちの顔と相まって、いかに興奮しているかがガッシガッシ伝わってくるんです。で、チンコサイズはそこそこではあるんですが、ほかのエロ漫画に比べると細めなんです。逆に女性たちの女性器が大きめ。ロリキャラから人妻キャラまで幅広く登場しますが、このギンギンに勃ったチンコをすんなりヌルンと飲み込むんですよ。
ここは実際に読んでもらう以外に説明のしようがないんですが、あえて言うならばオナホールのゆるめサイズに入れる、締め付け型ではない”ゆるふわ”な心地良さです。キツい中でつらそうにしているよりも、スムーズなプレイで女の子が感じているところが見たい! という方には、ぜひともオススメしたいです。
個人的にお気に入りなのは、某人気4コマキャラにそっくりな女の子三人組が男子浴場に入ってきて、流されてあっけらかんと初体験エッチしてしまう「おーばーふろー」。貧乳・美乳・巨乳がそろった上に、有毛・無毛も両方を楽しめて、しかもエッチ中にエッチしている相手じゃない女の子に見られる快感も味わえるという、至高の逸品。もちろん初めてでも「ぬるん」と入ります。あえて言えば「あのネタなら一人足りない!」と言いたいところですが、そこはそれってことで。ふぅ、満足。
(文=たまごまご/たまごまごごはん)
ホントに? ホントに?
ウソ? 大丈夫って言ったじゃん。
責任は取らさせていただきます。