一方、元夫がそんなドッキリに仕かけられているころ、つちやは裏番組である『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。双方の思惑が絡んでいるとは思えないが、奇しくも元夫婦による裏かぶり直接対決が実現することとなった。
しかし、壮絶なドッキリを仕かけられている布川に対して、つちやは番組の中の「結婚して突きつけられた現実」というテーマで、「交際していたころから結婚生活中も、夫婦2人きりで映画や食事に行ったことがなかった」とトークを展開。何度かデートの約束はしたが、前日の夜から当日の夕方まで帰って来ないという話を披露した。そんなつちやのトークは、ただの愚痴のようで、さして盛り上がりもしなかった。その後、彼女が、そんな元夫に向かって「バカでしょ!?」と言うとスタジオには妙な空気が漂うのだった。
さらにつちやは、布川の字が汚いことは家族の中でタブーだったというエピソードを話し、最終的には、離婚届に書いた布川の字がなぜかとても綺麗だったのに感動したのだという。共演者の井戸田潤(41)が、「いったい何の話?」と漏らすほど、理解に苦しむトークだった。
それでもつちやは番組の終わりに、「1番ホットな話題を提供できたと思います」と感想を述べる強心臓ぶりを発揮した。そんなつちやに対してネット上では、「布川をバカにしてる」「元旦那の悪口ばかり…」「不愉快」などとバッシングの嵐だ。離婚の引き金となった、つちやの不倫報道は確かに世の中の大きな関心事にはなったが、今回番組で語った内容はお世辞にも「ホットな話題」ではなく、そういった厚顔さに視聴者も呆れているのだろう。離婚騒動後、布川は一躍売れっ子タレントのひとりとなったが、つちやが同じように露出を増やすことは難しいのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)