去る7月24日、エムズ秋葉原店で新作『むっちり巨乳家庭教師の密着誘惑』(MOODYZ)のリリース記念イベントを行った本田莉子ちゃん。同作では、クールなルックスにグラマラスボディという、一見すると近づきがたい美人オーラを放ちながらも、実際は天然キャラで甘えん坊というエッチな家庭教師を演じているが、彼女の素のキャラクターも、まさにそのまま。イベントでは、フレンドリーにファンと接して、トークでは天然な発言を連発するなど、終始和やかなムードでファンと交流を図った。
長時間のイベント終了後も高いテンションを保ち続ける莉子ちゃんに直撃インタビューを敢行!
――まずは『むっちり巨乳家庭教師の密着誘惑』の見どころを教えてもらえますか?
「AVの撮影は事前に具体的な指示をされることが多いんですけど、この作品はシチュエーションだけ与えられて、あとは行動もセリフもアドリブなんですよ」
――全編アドリブとは思えないほど、イキイキと演じていましたよね。
「ドラマ仕立てだと、普段はセリフが決まっている方がやりやすいんですけど、この作品はノレれたんです。女性らしく誘惑するとかではなく、『エッチしてもいいじゃん!』みたいな明るいノリで誘惑するんですけど、そもそも私のキャラクターを元に台本を書いていただいたので、私らしさが出ているんですよね。だから、すごくお気に入りです」
――逆に、家庭教師に教えてもらった経験ってありますか?
「まったくないんですよ。家庭教師って実在するんですか?」
――もちろん、いっぱいいますよ!
「え! いるんだ…」
――AVから生まれた空想の職業だと思っていたんですか(笑)。まぁ、こんなにエロい家庭教師はいないと思いますけどね。そもそも、アドリブのセリフってどうやって考えるんですか?
「雰囲気!」
――単刀直入な答えだなぁ。全部で5つのシチュエーションがありますが、特にお気に入りのシーンはどれですか?
「満点を取った生徒にご褒美、というシチュエーションですね。生徒の膝の上に乗って誘惑するのも私のアドリブです。たぶん、監督の頭には教え子の横に寄り添って迫っていくっていう展開があったと思うんですけど、あえて膝の上に乗っかっちゃいました。私、彼氏と2人きりでいると、すごいくっつくタイプなんですよ。そうすると膝の上に乗ることも多くて。どこかが触れていないと寂しいんですよね。けっこう、うざいと思いますけど(笑)」
――ラブラブだったら良いことじゃないですか。倦怠期になるとうざいかもしれないですけど。
「そうですよね(笑)。あと、オナニーをサポートするシチュエーションも楽しかったですね。生徒が私でオナニーしていることに気づいて、『私のこと考えているんでしょう?』って目の前で裸を見せているうちに、自分も欲情しちゃうみたいな」
――痴女っぽく迫るシーンと、受け身のシーンがありますが、プライベートではどっちなんですか?
「普段は受け身です。あと電気も消してほしいです。こういうお仕事をしているのに、いまだに明るいところでエッチするのは恥ずかしいんですよ」
――撮影だとスイッチが入るんですか。
「カメラが回ると『やらねば!』『脱がねば!』って思うんです。そういう意味では、カメラに後押しされています。プライベートだとしゃべりながらプレイするってないじゃないですか。なのに、カメラが回るとスムーズに言葉が出るんですよね。むしろ、普段言わない分、いろいろ言いたくなっちゃいます。だから、がっつりした主観モノの作品をやりたいんです。パッケージも私の顔しか写ってない、みたいな。MOODYZさんで出してくれないかな(笑)」
――ルックスだけ見ると、本田さんは清楚でおとなしそうなイメージだと思うんですよ。でも、実際に話してみると、この作品のキャラクターそのままに明るいので、こういうイベントで初めて会うファンの方は驚くんじゃないですか?
「よく言われます。もっとツンとしていると思っていたとか。パッケージもツンとしているイメージが多いので、『会ってびっくり』『こんな子なの?』って(笑)」
――イベントを観させていただきましたが、リピーターのファンの方を一人ひとり鮮明に記憶しているのも印象的でした。
「イベントではツーショットでしゃべれるから、しっかりと記憶に残るんですよ」
――デビュー当時からイベントは得意な方でしたか?
「最初は、何かしゃべらなきゃ、せっかく来てくれたんだから楽しませなきゃ、って身がまえることが多かったんですけど、今は自然体でいけますね。あと、変なことをしゃべって素の自分を出しちゃいけないって気持ちもあったんですよね。デビュー当時は『しっかりしたお姉さん』みたいな感じがあったから、そのイメージを壊しちゃいけないと思っていて」
――デビュー当時からイベントに来ているファンの方は変化を感じているんじゃないですか?
「それが『変わらないね』って言われるから、やっぱり最初から素は出ちゃっていたのかな(笑)」
――今日はチャイナ風の衣装ですけど、普段はどんなファッションが多いんですか。
「ワンピースでかわいい寄りの服装が好きかな」
――胸を強調するような服を着ることはありますか。
「私は出さない! ワンピースも谷間が見えるようなものは着ないですね。そういう服を着ていると路上で視線を感じるんですよ。それが苦手で…ひっそり生きていきたい(笑)」
――それも極端な話ですけどね(笑)。巨乳にコンプレックスがあるんですか。
「ありました。けっこうムチっとしているから、スラッとしている女性に憧れがあって。だから露出するのは好きじゃないんです」
――今日は秋葉原でのイベントですが、プライベートで来ることはありますか。
「たまに来ます。アニメショップが好きなんですよ。何も買わないんですけどね(笑)」
――それ、秋葉原じゃなくてもいいんじゃないですか(笑)。どういうアニメが好きなんですか。
「スタンダードに『ONE PIECE』が好きですね。あと、ファンの方からいただいて好きになったのは『何とか物語』」
――すごく漠然としてますね…。もしかして『化物語』のことですか。
「そうです、そうです!」
――もう一本、お気に入りのアニメを挙げるとすると何ですか。
「う~ん、学校の設定で…恋愛モノ」
――それは難問すぎますよ! あんまりタイトルは覚えない方なんですね。
「パッケージを見ればわかるんですけどね」
――そりゃそうですよ(笑)。それぞれ、どこが魅力なんですか?
「『ONE PIECE』はとにかく“仲間”じゃないですか。その“仲間感”が前向きになれるんです。『化物語』は、何となく…」
――何となくですか…。最後に学園設定の恋愛モノは?
「キュンキュンするんです!」
――明快な答えをありがとうございます(笑)。じゃあ、休日の過ごし方はアニメ三昧ですか?
「はい。休みの日はずっとDVDを観ています。がっつりインドア派なんですよ。アニメだけじゃなくて映画も観ますね。この前は映画館に行って『アナと誰か』を観ました」
――それもアニメですし、それだけ有名な作品でもタイトルが出ないっていうのはブレないですね(笑)。
「あと、DVDですけど『凶悪』を観ました。メイクさんに『グロい映画を観たいんです。それで人間の黒さを見せてほしい』って言ったら、『凶悪』を勧められて。やっぱりおもしろかったですね。主演の山田(孝之)さんも好きなんですよ。ドラマ版の『闇金ウシジマくん』も全部観ています。男っぽくて味のある俳優さんですよね」
――実際に男らしい男性がタイプなんですか。
「そうですね。私はすごいわがままだし、ヘロヘロっとしちゃうので、そこを叱ってくれる方がいいです」
――最後に、読者に向けて一言お願いします。
「今年からキカタン(企画単体)になって、月に10本ぐらい作品をリリースしているんですけど、そのペースを維持していきたいです。だから、私の作品をいっぱい観てほしいです!」
(文=猪口貴裕/写真=山本宏樹)
作品名:『むっちり巨乳家庭教師の密着誘惑』
女優名:本田莉子
◆メーカー:MOODYZ
◆品番:MIAD695
◆時間:120分
◆価格:¥2,980+税
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