【ネットナンパ】積極的に後背位をねだってくるリカちゃん

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Ilustrate by ながおか

 先日、このメンズサイゾーのコラムを読んでいるという編プロの人にこう尋ねられた。 
 
 
「トコショーさんなら一か八かで新しい娘を探すより、過去に遊んだ可愛い娘を呼び出したほうが確実なんじゃないですか?」
 
 
 
 なるほど確かに傍から見ればそう思うのかもしれない。筆者は女性とのデートの帰り際に8割以上の確率で連絡先を交換するし、二度目のデートのクチ約束もする。それゆえ、そうした女性たちと遊んでいれば、新しい女性と出会うヒマもないだろうと思われても仕方が無い。

 しかし、現実はなかなかそうもいかないのだ。

 久しぶりに二度目のデートを誘おうとメールしても、返信がなかったり、着信拒否されていたり、メールアドレスが変更になっていたり、忙しいだのなんだのとの口実で断られたり……。

 やはりクチ約束はクチ約束でしかなく、その場を気持ちよく別れるための社交辞令にしか過ぎないのがほとんどなのである。

 筆者トコショーがイケメンだったり金持ちだったりテクニシャンだったり巨根だったりすれば話はまた変わってくるのだろうが、あいにく筆者はそれら全ての該当外であるのだ。

 それゆえ、「男たるもの、常にフロンティア精神を忘れちゃならない」と強がりながら新規開拓に精を出しているのであった。

 
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こんばんは! 
 
今日会える人は募集しています!
これから池袋で会えませんか? 
 
今日はなんとなく求められたい気分なんです(ハート) 
 
見た目には自信ないし、ギャルっぽくもないのでそれでもいいよって人だけメールくださいネ 
 

書込み日時:8/1* 18:51
受付メール数 :0/無制限 
 
♀リカ
年齢:20代前半
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 いつものように出会える系サイトを巡っていると、筆者愛用サイトの一つである【ワクワクメール】でこんな書き込みを発見した。


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 “てにをは”を満足に使い分けられない頭の悪さを露呈しているこの書き込み。うーん、じつにソソってくれるではないか! さっそくこのリカちゃんなる娘にアプローチを開始するトコショー。

 
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こんばんは、リカさん。
都内の会社員ショーイチ、32歳です。 
 
リカさんの書き込み拝見しました。 
 
いま私は新宿なんですが、15分もあれば池袋い行けますよ。 
 
私は超がつくほどのノーマルなんですが、できるだけリカさんのご要望に応えたいと思ってます! 
 
詳しい希望などあるようでしたら教えてほしいです。
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 ちょっと文章が固いかな、と思いつつもポチっと送信。すると5分ほど経ったところでリカちゃんから返信が届いた。そこから数通ほどのメールを交わし、スンナリと待ち合わせの約束が成立したのである。

 待ち合わせ場所は彼女が指定した池袋駅西口の某ファストフート店前。約束の時間5分前に到着した筆者は、携帯電話をイジる振りをしながら道行く不細工ちゃんやおデブちゃんを凝視してイメージトレーニングを開始した。

 そしてほぼ時間通りにリカちゃんが登場。

 

び、微妙……

 

 リカちゃんのパっと見た印象は、女性お笑い芸人のだいたひかるを3倍ほど暗くしたネガティブな感じだった。300メートルくらい離れて見れば相川七瀬っぽくも見えなくもないが、数メートルの距離では実に微妙なのだ。

 だが、その程度の障壁はトコショーにとってみれば無いも同然である。それに、向こうにしてみれば筆者の容姿は微妙どころの話ではなく、間違いなくハズレだろうし……。

 ま、このリカちゃん相手なら二度目のデートはまず無いだろう。だったらこの一期一会を楽しんでやるだけのことだ。そう決意し、努めて明るく話しかけることにした。

 
「こんばんは、リカちゃんだよね」 
 
「あ、はい!」 
 
「【ワクワクメール】で約束していた、ショーイチです。今日はよろしくネ」 
 
「は、はい。こちらこそ」

 
 暗そうな見た目とは違って、快活に受け答えしてくれるリカちゃん。なかなか好印象である。

 そして無事にホテルに到着し、別々にシャワーを浴びてベッドタイムの到来だ。

 バスタオルをエッチ巻きしてベッドに腰掛けているリカちゃん。そんな彼女の隣に座り、軽いキスからスタート。徐々に舌を使いだしてディープキスに移行しながら彼女のバスタオルをソっとはぎ取る。

 少々むっちり気味のリカちゃん。だが残念ながらオッパイはCカップあるかないかの体型。さらにクビレもほとんどなく、胴長寸胴のスタイル。ま、幼児体型と思えばそれも嫌いではない。

 
「あ、あの」、キスが途切れたタイミングでリカちゃんが語りかけてきた。

「ん? どうかした?」 
 
「部屋の電気、暗くしてもらっていいですか」 
 
「あ! そうだね、じゃ暗くするね」

 
 相手が可愛い娘なら心中で舌打ちするところだが、リカちゃん相手ならウエルカムだ。言われるがまま照明を暗くしてからプレイ続行。

 オッパイをチューレロ揉み揉みチューチューレロレロ揉み揉み揉みし、彼女のヴァギナにそっと指を伸ばす。
 
 
 
 
ピチュチュクプチュ
 
 
 
 
 既にそこは受け入れ態勢が十分整っていた。今すぐ愚息をねじ込んでもすんなり奥まで挿入できそうな濡れ具合だ。

 しかし、今日は2回戦はちと厳しそうである。いかな筆者トコショーであっても、このリカちゃんを相手にして賢者タイムから復活するのに数時間はかかってしまうかもそしれないからだ。

 それゆえ、この1回戦目をじっくりと楽しむべきだろう。そう判断して、シックスナインを提案する。

 

ジュプくちゅジュルペロペロ

ズゾゾゾ、レルロロロロ、チュパ

 

 互いの唾液と愛液が奏でるイヤらしい音が室内に充満する。ただでさえズブ濡れだったリカちゃんのヴァギナは舐め進めていくうちにますます愛液が増量し、より濃厚でスケベな匂いを放ち始めてきた。

 リカちゃんに上に乗ってもらってのシックスナインだったのだが、筆者のクンニが加速していくのに連れて彼女のフェラチオのペースが落ちて行く。

 筆者の舌と唇と指による愛撫で、既に軽く2、3回は達してしまっているようであった。そんな様子を目の当たりにして辛抱ができなくなり、挿入することにしたのである。
 
 
 
 
「じゃ、そろそろ入れるね」
 
 
 
 
 この頃には暗い室内に目が慣れてきていたので、枕元のゴムをサクっと装着。するとリカちゃんがまた語りかけてきた。

 

「あ、あの。後ろからしてもらっていいですか?」 
 
「バックってことかな?」 
 
「は、はい」 
 
「うん、いいよ。じゃ四つん這いになってくれる?」

 
 なんと彼女のほうから体位を指定してきたのである! しかも後背位とは!!
 
 
 
 
ピン!
 
 
 
 
 ははぁ、なんとなくわかってしまった。きっとリカちゃんは己自身をよく知っているのだ。容姿に自信がないゆえ、正常位のように顔をガン見されてしまう体位が苦手なんだろう。それゆえの体位指定と思われる。
 
 
 
 
キュウぅン!!
 
 
 
 
 胸の奥から甘酸っぱい想いがこみ上げてきた。こういう健気な娘、思わず守ってあげたくなるではないか!! もう少し可愛いければの話だが……。
 
 
 
 
ジュプヌチュチュチュ
 
 
 
 
 四つん這いになって尻をこちらに向けているリカちゃんに挿入開始。うむ、なかなかの具合である。奥に突き刺す時はそうでもないのだが、引き抜く際に膣内のザラザラとした肉質が愚息のカリの部分に絡んできて最高に気持ちイイ!!

 しかし、その気持ち良さに負けてしまってはいつもの早漏発射となり格好がつかない。そこでピストンのスピードを調節して対応することにした。
 
 
 
 
ズン!
 
 
 
 
 突く時は風の如く早く。
 
 
 
 
ズゾゾゾ……
 
 
 
 
 引き抜く際は林の如く静かに。

 強弱をつけながらリズミカルにピストンを続けていると、リカちゃんのアエギ声が過熱していった。
 
 
 
 
「あ、あ、また、またイっちゃぅ!」 
 
  
 
「うん、遠慮しないで好きなだけイっちゃいな」

 
 
 
 
 筆者の返事を聞くや、リカちゃんが四つん這い状態のまま腰を前後に振り動かしてきた。筆者のピストン運動にあわせて愚息が抜けないよう、愚息がより深い部分を突けるようまさに阿吽の呼吸である。

 大人しい顔してなかなかヤるもんだ。だったらご褒美にとびっきりの高速ピストンをお見舞いしてやるしかない。

 ガシっと彼女の腰を両手で掴み、リカちゃんの腰の動きを止めさせる。そして、予告無しで高速ピストンを開始した。
 
 
 
 
ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ズン、ズゾ、ガガガガガガガガ!
 
 
 
 
 侵略すること火の如く。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 発射後、その余韻を楽しむために奥深く挿し入れたまましばし動きを止める。

 動かざること山の如く、である。

 その後、しばしまどろんだ後シャワーを浴び直して帰り支度を行う二人。いつもならここで連絡先の交換を行うところだが、今回はそんな社交辞令を行う気になれない筆者なのであった。

 そしてホテルを出たところで、「じゃ、また機会があったらよろしくね」と挨拶してリカちゃんが向かう駅の方向の反対側に歩き始めたのである。

 まさに一期一会であろう。二度とリカちゃんと会うこともないハズだ。

 だが、生物のオスとしてはこれが正しい姿なのかもしれない。己の遺伝子をより多く後世に残すためには、より多くのメスと交尾したほうが良いに決まっているのだから。

 ま、ゴムして避妊しているから意味はないのだが、そう考えることによって己に言い訳しているトコショーなのであった。

(文=所沢ショーイチ)

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