毎回、3人のゲストがトークを繰り広げる『ボクらの時代』(フジテレビ系)。3日の放送では、女優の米倉涼子と岩下志麻、ドラマプロデューサーの栗原美和子が出演した。米倉と岩下は9日放送のスペシャルドラマ『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』(フジテレビ系)で共演しており、同ドラマのプロデュースを栗原が務めている。
冒頭、2人から「かっこいい」「こんなに足の長い人に初めて会いましたよ」とそのプロポーションを絶賛された米倉。岩下から「強い女(の役が)多いですよね」と聞かれると「ほとんどそれですね」と答えており、すっかり米倉=強い女のイメージが定着しているようだ。
大好きなお酒については「最近、ちょっと控えようと思ってます」と禁酒していることを明かした米倉。3日間飲酒をやめたところ「すごく朝が快適で」と体調がよかったようで、その後一週間、1日にお酒は少量のビールだけにすると「すごく元気」になったことから、「やめた方がいいのかな」と思うようになったという。
また、女優という仕事に話が及ぶと、米倉は「ラブシーンやれないんですよ、私」と語り、芝居とはいえ、好きでもない人とそういうことをやるのが嫌だと語った。「だから、まだ女優じゃないんですよ、私」と独特の表現で自身の立ち位置を表した米倉は「私、別にそれやらなくてもいいカテゴリの人なのかなって思ってる」「盗人(の役)とかやってるほうが合ってそうかな」と、今のような役どころを演じるのが性に合っているようだ。
それを聞いた栗原から「ラブシーン満載なものを、今度ご提案しようかな」と言われると、無言で首を振って動揺する様子を見せた米倉。岩下から「ラブシーン嫌いなんだ?」と確認されると「お見せできるような体でもないしね」と、意外にも自らのボディに自信がないことを明かした。
ラブシーン=脱ぐとは限らないが、米倉はラブシーンといえばキスしてヌードを披露すると考えているようで、「なんか、すごいそういうイメージがあってヤダ」と拒否反応を示していた。その理由を「蹴落として這い上がっていく役が多かったので、気恥ずかしい」と語る米倉は、デビュー当初こそキスシーンもこなしていたというが、「いつの間にか、チューしない女優になりました」と自嘲気味に語るのだった。