菊地亜美「アイドリング!!!」卒業を発表、バラドル専念のはずが露出は激減


 一部ネット上では「消えた」「干された」などとも揶揄されているが、なぜバラエティに専念すると決断した矢先に露出激減という不可解な状況になっているのだろうか。

「非AKBのアイドルとしては異例の露出を記録したことで所属事務所がギャラのランクを上げたのですが、その途端にテレビ局の食いつきが悪くなった。しかし、事務所としては十分に知名度は上がったと判断し、今後は安売りしない方向で菊地のタレントとしての価値を高めていく方針のようです。しかし、昨年までオファーが絶えなかったのは『コストパフォーマンスの良さ』を評価されていた部分が大きい。最近の業界では、小島瑠璃子や平愛梨のような売出し中でギャラ的にお買い得なタレントの人気が急上昇中。ほかにも個性的なアイドルやグラドルが数多くバラエティに進出して競争が激化しており、菊地が生き残れるかどうかは未知数です」(芸能関係者)

 菊地は圧倒的な出演本数を誇っていたものの、ゲスト出演ばかりでレギュラーを持てなかった。番組予算の関係上、タレントがゲストとして呼ばれやすいかどうかはギャラのランクに大きく左右されるため、それも急激な露出減少に影響しているようだ。

 だが、菊地と5年以上の付き合いがあるバカリズムが「もう十分なくらいの勉強家」「MCごとに(トークの対応を)分析してる」などと評するほど、彼女はバラエティで輝くための努力を欠かさずに続けてきた。アイドルが片手間に出演しているわけではなく、本気でバラエティに向き合ってきた結果が異例の出演本数につながっていたのは疑う余地がない。一時的に露出が減ったとしても、復活は十分に期待できる。

 賛否両論ある「ウザキャラ」を貫くのか、別のキャラにシフトチェンジしていくのかなどの戦略も含めて今後の巻き返しが楽しみだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

men's Pick Up