【ネットナンパ】私の部屋でエッチしたいな、という書き込みに惹かれて…

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Ilustrate by ながおか

 うだるような夏の暑さの中でも、一向に性欲が衰えない筆者トコショー。忙しさにかまけて、一日でもオナニーを欠かしてしまうとタマタマがズッシリと重くなってしょうがない。

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 アラウンドフィフティーだというのに、生まれてからただの一度も大病にもかからず健康に暮らせている。そして、これだけ女遊びに興じているというのに、ただの一度も性病にかかったこともない。見てくれはブサメンではあるが、こんな身体に生んでくれた親には感謝してもしきれない。

 さて、いつものように筆者愛用の出会える系サイト【PC★MAX】で良さげな相手を物色していると、筆者の股間にズシンと響く書き込みを発見したのである。

 
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[メッセージ]
タイトル:
いつかは私の部屋で 
 
掲示板内容:
仲良くなれたら、いつかは私の部屋のベッドで無茶苦茶にされたいです!
壁は薄いほうだから、声を押し殺して……。 
 
そんな妄想ばっかりしてるから彼氏できないんですかね(汗) 
 
写メは無理ですが、見た目は人並みだと思います。
今度の週末のお昼位に新宿あたりで気軽に会ってみたいです。 
 
あ、人見知りするほうなんで、とにかく優しい方希望です♪ 
 

カテゴリー:
スグ会いたい
投稿時間:
2014-07-2* 20:36:30
投稿地域:東京都
メール受付件数: 0通/20通まで 
 
マオ 
 
年齢 29歳
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 ほほぅ、なかなかいい感じの内容ではないか! 自分の部屋でエッチしたいだなんて、きっと積極的な性格をしているんだろう。

 しかも! 優しい人を希望と来たもんだ!! 筆者トコショーの十八番は「優しい」素振りを最後まで貫くことである。本当は優しいのでもなんでもなく、ただただ「ヤラシイ」だけなのだが……。

 そんなワケで早速このマオちゃんにアプローチすることを決意。

 
———————–
こんばんは、マオさん。
都内の会社員ショーイチ、34歳です。 
 
マオさんの掲示板の書き込み、偶然見つけちゃいました!! 
 
優しいくらいしか取り柄のない私ですが、ぜひマオさんと楽しいひと時を過ごしたいと思っています。 
 
今度の土日でもいいですし、その次の週末でもOKです。
平日も夜ならいつでも空いてますので、気軽に声をかけてもらえたらと思います。 
 
お返事慌てなくていいので、ご検討くださいませ!!
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 サラサラっとこんなメールを書きあげてポチっと送信。そして10分ほど経ってからマオちゃんから返信が届いたのである。

 そこからさらにメールを交換しあって、無事に約束が成立!!

 ちなみに、今回のやり取りで消費したポイントは16ポイントほどだ。筆者の場合、いつもある程度まとめてポイントを購入するので1ポイントあたり6円ほどの換算となる。

 つまり、今回は96円ほどでアポを取ることができた計算だ。これが昔のテレクラやダイヤルQ2だった場合、5千円近くかかっていても不思議ではない。

 わずか100円足らずで見ず知らずの女性と出会えてしまうだなんて、本当にいい時代になったものである。神様仏様、ありがとうごぜえますだ!

 そして次の土曜日の夕方18時。待ち合わせ場所の西武新宿駅南口のマックの前で待っていると、時間通りにマオちゃんが現れた。
 
 
 
 
ムッチムチやぞ!! ムッチムチやぞ!! 
 
ゾックゾクするわい!!

 
 
 
 
 薄手のワンピースを着用していたマオちゃんだが、服の上からでもそのムッチムチの体型が手にとるようにわかった。決してデブではない。メリハリのきいたボディで、あえて例えるならデビュー当時の河合奈保子チャンを少しだけスポーティにした感じといった具合だ。

 そしてマオちゃんのお顔はというと、プロゴルフ選手の宮里聖志選手(長男)と宮里優作選手(次男)と宮里藍選手(長女)の3人を足して3で割ったような、エキゾチックな顔立ちだった。

 顔面偏差値は可も無く不可も無しのCランクといったところだろう。顔面偏差値がFランクのトコショーにしてみれば、土下座してでもヤリたくなるレベルだ。

 たった96円ほどでこういう娘と出会えてしまうだなんて、本当に日本に生まれてきて良かったぁ。

 
「こんばんは、マオちゃん。【PC★MAX】で約束してたショーイチです」 

「あ、こんばんは! 良かったぁ」 

「え?」 

「遠目から見てて、この人がショーイチさんだったらいいなって思ってたんですよ」 

「ま、マジで?」 

「はい! だってすっごい優しそうでしたから」 

「あ、ありがとう。ま、それくらいしか取り柄がないんだけどね」 

「ううん、優しいのは何よりも大事ですよ」 

「そ、そっかぁ。でもマオちゃんも凄く優しそうだし、とってもしゃべりやすいね」 

「え? そうですか?」 

「うん、実は俺、あんまりこういう出会いに慣れてないから女性としゃべるのは得意じゃないんだ」 

「へぇ」 

「でも、マオちゃんだとなんかこう自然にしゃべれちゃってさ」 

「ふーん、そうなんですか、フフフ」

 
 マオちゃんは肌が地黒なのだろうか全体的に小麦色に日焼けした感じだったのだが、真っ白な歯を見せながら楽しそうに笑ってくれている。
 
 
 
 
嗚呼、本当に楽しいなぁ。
 
 
 
 
 人生負け組街道まっしぐらのトコショーだが、こういう時間があるからこそ生きていけるのだ!!

 そんなこんなで無事にホテルに到着し、別々にシャワーを浴びていよいよ開戦の時を迎えた。

 ベッドの上でバスローブを身体に巻いたまま仰向け状態のマオちゃん。そんな彼女に向かって、「優しすぎて物足りなかったら遠慮しないで教えてね」と告げて軽いキスを交わす。

 そして、徐々にディープなキスへ移行しながらソっと彼女のバスローブを脱がし始めたのだ。
 
 
 
 
エっ?
 
 
 
 
 バスローブの上半分を脱がしたところで、彼女の二の腕に違和感を感じた。

 肩の付け根のほうは雪のように真っ白く、途中から小麦色になっていたのである。そう、彼女は地黒ではなく日焼けで黒くなっていただけだったのだ。

 
「すごい日焼けだね。なにかスポーツでもやってるの?」 
 
「あ、これ? 恥ずかしいなぁ。実は息子のサッカーの練習とか応援で……」

 
 
 
 
は?
 
 
 
 
む、息子?
 
 
 
 
 てっきり独身だと思っていたら、なんとマオちゃんは子持ちの人妻さんだったのである!! しかし、ここでうろたえるのも失礼な話だ。懸命に平静を装う筆者なのであった。

 本当はもっと根掘り葉掘り聞きたいところだが、すでにプレイは始まっている。とりあえず会話は事を終えてからにしようと考え、プレイ続行。

 豊満なEカップバストを堪能し、むっちりとした太ももの内側に舌を這わせ、いよいよクンニの出番だ!
 
 
 
 
そうクンニこそ、筆者が本領を発揮できる見せ場なのである!
 
 
 
 
「愛してる」とクチには出さないが、それくらいの愛情を込めながらヴァギナに口づけの雨を降らせるトコショー。時に優しく、時にねちっこく、時に焦らしながら、そして時に激しく。まさに変幻自在の舐め技をこれでもかとばかりに叩き込んでいく。
 
 
 
 
「あ、あ、あ、それ、それ気持ちいいいぃぃぃぃぃぃ!」 
 
 
「あ、また、また、イっちゃうぅぅぅぅ!」

 
 
 
 
 クンニで既に3回は昇天しているマオちゃん。

 よっし、コレだけイかせれば早漏でも許されるだろう。そう判断し、ゴムを装着して正常位で合体!
 
 
 
 
ギッチギチやぞ!! ギッチギチやぞ!! 
 
ゾックゾクするわい!!

 
 
 
 
 子供産んだらマンコの締りが悪くなるなんて、根拠レスの都市伝説みたいなもんだ。今まで何十人いや何百人と出産経験のある女性のマンコに愚息を挿し入れてきたトコショーだが、ユルイと感じるケースは非常に稀である。

 このマオちゃんの締り具合は絶品であった。まるで処女を捨てたばかりの少女のような締り具合ときたもんだ。
 
 
 
 
ハッハヒ、ハーハー、ハッハヒ、ハーハー!
 
 
 
 
 筆者の緩やかなピストン運動にあわせて、まるでラマーズ法のような呼気を漏らしながらアエギまくるマオちゃん。
 
 
 
 
ギチチチチ!
 
 
 
 
 彼女の呼吸が早まるのと比例してますます締りがキツくなってきたようだ。もちろん中まで濡れ濡れなので痛くなることはない。ただただ気持ちイイだけである。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 その締りの良さにアッサリ音をあげて発射してしまうトコショーなのであった。

 汗だく状態の二人はその後もう一度シャワーを浴び直して二回戦目に突入。今度はたっぷりとフェラチオしてもらったり、シックスナインしたりとねちょねちょに体液にまみれてからの挿入となった。

 二回戦目でも何度も何度も絶頂に達したマオちゃん。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 ラストは彼女に上になってもらっての騎乗位での発射となったのである。

 その後、帰り支度をしながら彼女の身の上を探ることにした。

 
「あ、そう言えば自分の部屋のベッドでしたいって書いてたよね?」 
 
「は、ハイ」 
 
「でも、結婚してて子供もいるんでしょ?」 
 
「そうですね。今は夏休み中だからチャンスはないんですけど、学校が始まったらそういうのもいいかなって」 
 
「バレたりしたらどうしようとか思わないの?」 
 
「うーん、旦那とは何年もエッチしてないし、寝る部屋も別々だし……」 
 
「あ、セックスレスなんだ」 
 
「はい、子供のスポーツにつきあったりして発散しようとしてるんですけ、これがなかなかうまくいかなくて……」 
 
「そりゃそうでしょ。スポーツとエッチはやっぱり別物でしょ」 
 
「ですよね!」 
 
「じゃ、夏休みが終わってチャンスがあったら是非挑戦してみたいな」 
 
「はい! ショーイチさんさえよければ、ぜひ」 
 
「でも、マオちゃん。声を出さないの我慢できる?」 
 
「うーん、自信ないんですよね。でも、テレビの音とか大きくすれば、平気かも?」 
 
「なるほどね。じゃ、楽しみにしてるね」

 
 社交辞令かもしれないのは承知の上で次の約束を交わす二人なのであった。

 ホテルを出た後、駅の近くまで彼女を送って行きその日のデートが終わったのである。

 その後、自動販売機でアイスコーヒーを購入して喫煙所に向かうトコショー。
 
 
 
 
ゴクゴクっ、プハー!
 
 
 
 
 コーヒーを飲みながらの事後の一服はいつ味わっても旨いもんである! それにしても今回のデートはこのアイスコーヒーよりも安い出費でできてしまったワケだ。もちろんホテル代は別として。
 
 
 
 
もしマオちゃんの家での自宅デートが実現した暁には、完全なるタダマンである!!
 
 
 
 
 容姿も良くない、金もない、ステータスもない、モテないというナイナイ尽くしのトコショーではあるが、毎日生きているのが楽しくてしょうがない。

 ありがとう、神様仏様! ありがとう、父ちゃん母ちゃん! そしてありがとう、この素晴らしい日本という国を作ってくれた過去の全ての日本人の皆さま方!!

 先人たちの功績を無駄にしないよう、精一杯楽しく生きていきます! と決意を新たにしたトコショーなのであった。

(文=所沢ショーイチ)

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