先日、美人すぎるAD(アシスタントディレクター)がアナウンサーに転身したというニュースが話題となった。2013年にTBSに入社した笹川友里さんだ。入社後は情報番組『王様のブランチ』などに配属され、ロケの仕込みや弁当の手配、スタジオではカンペ出しなど、まさにADの業務をこなしていたが、今年4月にアナウンス部に異動。そのポテンシャルは未知数だが、女子アナ界の台風の目となるかどうか、注目が集まっている。
こういった“業界美女”というのは、探してみると意外といるものだ。最近、都議会でセクハラヤジを受けて注目を浴びた塩村文夏議員は、以前に『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)に出演歴があり、放送作家として数々の人気番組を手がけていた。また、以前に今田耕司との熱愛が「フライデー」(講談社)に掲載された21歳の女性カメラアシスタントも、バラエティ番組に「かわいすぎる新人カメアシ」として出演していた。
AD、カメアシ、放送作家などテレビ業界の美女たちの動きについて、芸能記者はこう語る。
「社長、海女、自衛隊員、プロゴルファーなど『美しすぎる』『美人すぎる』というキャッチフレーズでさまざまな各業界の美女が注目されてきましたが、テレビの場合、美女が見つかれば同じ業界内だけにすぐテレビに出せるというメリットもあります。また、塩村議員の場合は、もちろん動物愛護や女性の晩婚問題など自分の信念に従って議員活動を続けているとは思いますが、美人ということを武器にして、グラビアアイドルから自動車ライター、そして放送作家、政治家と自分の人生をうまく転がしているような印象を受けます」
異色の例では、日本テレビアナウンサーからフリーとなり、33歳にしてグラビアデビューを果たした脊山麻理子アナもいる。女子アナは普段から胸チラやパンチラなどがカメラマンなどに狙われることが多いが、本来的にはエロとは無縁の存在といってもいい。脊山アナの場合、そんな立場からある意味でエロが売りとなるグラビアの世界に自ら飛び込んでいったのである。