米倉涼子(38)が主演した『強き蟻』(テレビ東京系)の平均視聴率が10%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。テレ東の開局50周年特別ドラマとして放送された同作は、「松本清張原作×米倉涼子」という強力タッグのおかげで、ドラマに弱いと言われている同局にもかかわらず視聴率2桁を獲得。さすが松本作品という声とともに、相変わらずの米倉人気を証明した格好となった。
今や誰よりも数字を見込める視聴率女王に君臨した米倉。確かな演技力と美貌は誰もが認めるところだが、魅惑的な雰囲気とサバサバした性格というギャップが、性別を超え、幅広い世代から人気を集めているのだろう。妖艶であり野心的なイメージのある米倉は、まさに清張作品に登場する女性そのものといった魅力を放つ。しかし女優というのは、プライベートではまるで違った顔を見せるものでもある。果たして視聴率女王の素顔とは一体どんなものなのだろうか。彼女のプライベートを長年に渡って知る関係者はこんなことを言っていた。
「仕事柄、女優さんとは多く接してきましたが、その中でも米倉さんは、本当に裏表のない人ですよ。思ったことを何でもズバズバ言ってしまう性格は、若いころからずっと変わりませんね。そうしたイメージは、テレビからも伝わっているのではないでしょうか。まあ、もちろんカメラの前とプライベートでは、その度合いを変えているのでしょうけど…」(関係者)
確かに、今回のドラマの会見でも米倉は、「悪女を演じていて違和感やイヤだなという気持ちになったことは1度もない。普段のつらいこと、たまっていることを撮影で出しちゃえばいいと思っている。楽しいんですよ。人をいじめるのは」と言っている。公の場でもここまで発言するのだから、プライベートでは、さぞ過激な言葉を発していそうだ。