「私にかかわった人たちには、イヤなことを忘れさせてあげたいんです」
ふわりと微笑みながらそう聞かせてくれたのは、7月7日にエスワンからAVデビューする天使もえちゃん。天使と書いて「あまつか」と読む不思議な存在感を放つ正統派美少女なのだが、ただの天然ちゃんと侮るなかれ。実は、芯の通った生真面目な女性なのだ。素顔と本音をたっぷりと探ってみたので、存分に驚いていただきたい!
──現在19歳の天使もえ(あまつか・もえ)ちゃん。とても清純なお嬢様の印象を受けるのですが、なぜAVに出てみようと思ったの?
天使もえ(以下、天使):モデルさんになりたくってモデルプロダクションを探している時に、可愛い名前のプロダクションを発見して「ここにしよう!!」って思って応募したのがきっかけです。『バンビ』っていうんですよ!
──たしかに可愛いよね。では、AVモデルのプロダクションと知らずに応募したんだね。
天使:そうなんです。でも、話を聞いてすぐに分かって「わぁっ!!」って驚いたんですよね。そういうジャンルのモデルもあるんだなって知って。
──そもそも、何のモデルになりたかったの?
天使:雑誌などに出ているモデルさんです。自分に自信がなくって、高校を卒業した後もこれだって仕事に出会えなかったんです。だから、人生を変えちゃうような仕事をしたいって考えた時に、モデルになるのはどうかなって思ったんです。何でもやってみようという精神で(笑)。
──で、結果、本当に人生が変わったと?
天使:あはは…そうですね。以前は、写真を撮られるのも苦手で、昔の写真は全く残っていないんですよ。自分の顔をみるのが嫌だったんです。タヌキみたいな顔してるな~って思っちゃうから(笑)。
──それでもAV女優になろうと決断した理由は?
天使:最初に話を聞いた時には戸惑いましたね。でも、話を聞けば聞くほど興味が持てたのと、あとはプロダクションに来ていたモデルさんたちが凄く楽しそうにしていたから。皆さん明るいし生き生きしてて、むしろ普通のお仕事をしている同世代の子たちの方が暗い顔してるなって。それで、やってみてもいいかなって思ったんです。割と気ままに決めちゃうところもあるんです(笑)。
──確かに世の中、暗い顔をした人が増えてしまったもんね?
天使:そういう人が多いですよね。いつみても疲れた顔をしていたり…。でも、初めての撮影の時、監督さんもスタッフさんも楽しい方たちで、それに自分をしっかり持っている方たちばかりなのに驚かされたんです。これまで会ってきた大人たちって、自分の仕事なのに嫌々してるような方ばかりだったのに、ここでは仕事をしてることを楽しんでる方ばかり。本当に素敵な世界だなって思ったんです!