――さすが保育士の資格と幼稚園教諭2種免許を所有しているだけありますね。
「『アイドル☆ピット』でも研究生の中でリーダーを任せてもらっているんですけど、グループ全体でも一番年上なので引率の先生のように振る舞っています。マネージャーさんやスタッフさんが男性だと控室に入りづらいじゃないですか。そういう時は私が『早く着替えて!』とか『あれ忘れないでね』とか面倒を見ています。長女なこともあって、昔から子供の面倒を見るのが好きだったんですよ。すっかりJCKプロダクションでもみんなの面倒を見る係ですよ」
――「アイドル☆ピット」はメンバー間で競争を促していますけど、グループ内でもライバル意識はないんですか。
「グラビアと違ってアイドル活動のほうは競争意識が強いんですよ。もともと負けず嫌いな性格なので、グループではセンターを獲るって意識でやっています。運動神経が悪いほうなのでダンスレッスンは大変なんですけど、人ができていることを自分ができないのが悔しいので必死に頑張っています」
――「チャッキーズ」も兼任しているから、他のメンバーより覚えることが多くて大変ですよね。
「ここ半年で、『アイドル☆ピット』で4曲、『チャッキーズ』で6曲のオリジナル曲を覚えなきゃいけないので大変でした。それに『アイドル☆ピット』は人数も多いし、途中でメンバーの編成が変わってダンスのフォーメーションを何パターンも覚えなきゃいけなくて頭の中がパニックでした。でも慣れていくというか、回数をこなすと適応できるようになるんですよ」
――「アイドル☆ピット」はキャバ嬢とグラドルのキャバクラアイドルユニットとしてスタートしただけあって、夜の蝶を彷彿とさせる華やかさがあります。一方の「チャッキーズ」はOLアイドルユニットとして、お呼びがかかればどこでも出張して、サラリーマンやOLを応援するというコンセプトを持っています。まったくタイプの違うグループですが、それぞれどういうポジションを心掛けていますか。
「『アイドル☆ピット』は、お母さん的な役割でありながら誰よりも元気いっぱいなパフォーマンスを心掛けています。『チャッキーズ』はみんなのキャラクターが濃くて、どちらかというと他のメンバーはお笑い寄りなので、私が一番アイドル寄りなのかなと(笑)。実際はチャッキーズでも一番しっかりしているんですけど、かわいい系キャラでやっています」
――グループでやっていると、グラビアで個人活動をする時は寂しくないですか?
「むしろ、他のメンバーのことを考えなくていいので、自由にやれますね」
――発言の端々から責任感の強さがうかがえるので「松本先生」って呼びたくなるぐらいです(笑)。最後に、今後の目標を教えてください。
「グラドルとしては年内にもう1枚DVDをリリースしたいですね。『チャッキーズ』は7月30日にCDデビューを果たすので、それに向けていろんなキャンペーンを仕掛けていく予定です。あと『アイドル☆ピット』でも『チャッキーズ』でも、私がいないと成り立たないってぐらいの立ち位置になりたいです!」
(文=猪口貴裕)
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